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2000万円超のレクサス「LM」をカスタム!フルカーボンで大人のワイド&ローを実現

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TEXT: 杉山雄二(SUGIYAMA Yuji)  PHOTO: 賀川 真弥(KAGAWA Shinya)

アヴァンツァーレのADESSOが放つLM用ハイエンドエアロは、全パーツ・フルカーボンでワイド&ローを追求した渾身作

2000万円超のプレミアムミニバン、レクサス「LM」に何を足せば格が上がるのか。答えは”素材”だった。アルファード&ヴェルファイア用エアロで実績を積むカスタムカーショップ「アヴァンツァーレ アデッソ(東京都武蔵村山市)」が、ブランド史上最上級モデルとして投じたのはフルカーボン一択の薄型エアロ。LMらしさを崩さず、さり気なく低くワイドに魅せる仕立ての中身を取材した。

アヴァンツァーレ「ADESSO」がレクサスLMに用意したのはフルカーボンのエアロパーツ

ADESSO(アデッソ)がめざしたのは、一歩先を行くワイド&ローである。アデッソを手がけるアヴァンツァーレは、アルファード&ヴェルファイア用エアロの開発と販売で実績を重ねてきた。そこで培った知見を注ぎ込み、ブランド史上最上級となるハイエンドモデルを製作した。

デザイン、機能、装備、価格のすべてで頂点をきわめたレクサス「LM」は、鳴り物入りでデビューしたプレミアムミニバンである。LM500hは全長5125mm、全幅1890mm、全高1955mmという堂々たる体躯をもつ。その視線を集める1台に注がれる期待は熱い。市場のパーツはゆっくりと、しかし確実に増えつつある。そんななか、満を持してエアロを発表したのがアデッソだった。

今回用意したのは、底まわりに追加するフラップ系スポイラーである。ひと目でわかるLMらしさを崩すことなく、さり気なく低く、そしてワイドに魅せる。その一点を念頭に、出幅や厚みを慎重に検討した。究極のミニバンであるLMに、考え得る最上級の素材を用意することは、手に入れるオーナーへのリスペクトになる。そう考えたアデッソは、あえてカーボン一択とすることにチカラを注いだ。

ダウン量25mmで統一したフロント・サイド・ボンネットのフルカーボンスポイラー

バンパー下に追加するスポイラーは、ダウン量25mmで統一している。ひとつのエアロを全面カーボンとするのはアデッソにとってはじめての試みだ。カーボンは職人が1点ずつ手張りする平織りを採用する。紫外線対策のクリア塗装済みという点も、長く美しさを保ちたいオーナーにはうれしい配慮である。

サイドスポイラーも、もちろんフルカーボンだ。ドアと連動して動く前後分割式のため、乗降時に踏み付ける心配もない。安心して安全に使える設計となっている。底まわりに視線が集中しがちだが、ボンネット末端にはアクセントとしてバー状のスポイラーを用意した。プレスライン(プレス加工で入れる稜線)で差別化を図っている。

好みで雰囲気を変えられるレクサスLMのリア3分割ディフューザーとスーパースター製ホイール

リアセクションのエアロは、3つのパーツで構成する。両端と中央がそれぞれ別パーツのため、すべてまとめて装着してもいい。あえて両端のみ、あるいは中央のみと、計3通りから選べる。オーナーの好みでアレンジに幅をもたせた設計である。

リアバンパー中央のセンターディフューザー(後方の空気の流れを整える整流パーツ)は、疾走感を刺激する縦フィン付きだ。別売オプションとして、LEDローマウントも追加できる。フロントからリアへと続く美しいボディライン、そして3分割のリアセクションと、わかる者だけがわかる贅沢な仕様に仕上がっている。

装着ホイールは、日本が世界に誇る3ピースブランド、スーパースター製である。注目作のレオンハルト・レギーレンもその3ピース構造を生かし、さまざまな別注カスタムに対応する。タイヤはヨコハマ「アドバンスポーツ」を組み合わせ、ワイド&ローの足元を引き締めている。

アデッソがLMに選んだのは、目立つ派手さではなく、素材で語る静かな贅沢である。フルカーボンという答えは、究極のミニバンを手に入れたオーナーへの敬意そのものだ。さり気なく低く、ワイドに構えたその佇まいは、わかる者だけに深く響く。ハイクラススポーツの完成形と呼ぶにふさわしい仕上がりである。

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