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彼女の愛車は還暦祝いのシボレー「カマロ コンバーチブル」。内装レッドはちゃんちゃんこのイメージです

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 宮越孝政

長年クラウンに乗っていた女性オーナーがアメ車デビュー

2023年5月30日に富士スピードウェイで行われた「CHEVROLET FAN DAY 2023」では多くの「コルベット」が会場を埋め尽くしていた。しかし、シボレーのスポーツカーといえば「カマロ」も忘れてはならない。カマロオーナーたちの熱量も大きかった中から、カマロ コンバーチブルに乗る女性オーナーの“ちゃま”さんに話を聞いてみた。

還暦の記念に憧れていたアメリカンスポーツを購入

当日娘さんと会場を訪れていた“ちゃま”さんは、還暦の記念でカマロを購入したそうだ。もともと単純に「カッコイイ」という理由からアメリカンスポーツカーに憧れがあったとのことで、自身が将来的に運転できる年数などを考えて、60歳にしてアメリカンスポーツカーの購入に踏み切ったのだった。当初狙っていたというコルベットは自身が契約している駐車場に収まらないため、2021年式のカマロ コンバーチブルをマイカーに迎え入れることとなった。

コルベットやカマロを購入候補にするだけあって、これまでも数々のスポーツカーを乗ってきたのかと思ったが、話を聞いてみるとカマロの前は10年ほど、父から引き継いだ「クラウン」を乗っていたそう。“ちゃま”さんにとってカマロの購入は人生最後(?)の大きな買い物だったのかもしれない。

内装はブラックとレッドのコーディネートとなっているが、レッドを選んだのは60歳の記念だからとのこと。「赤いちゃんちゃんこ」にかけたインテリアカラーなのだ。

4シーターのカマロにしてよかったポイントあり

本命のコルベットから、ある意味妥協でカマロとなった“ちゃま”さんだが、カマロが愛車となって良かったことも大いにあるそうだ。それは2人のお孫さんとのドライブが楽しめるということ。コルベットは2シーターなのに対して、カマロは4シーターのクーペ/コンバーチブルとなっている。このパッケージの違いが嬉しい副産物を生むこととなったのだ。

カマロとのドライブでなにより楽しみなのは、後部座席にお孫さん2人を乗せてドライブすることだという。とくに下のお孫さんである現在4歳の男の子は、

「おばあちゃん! オープンカーモードにして!」

とお願いしてくるそうだ。「モード」と付けてくるあたりが、幼少期の男の子という感じがしてなんとも微笑ましいエピソードである。

オープンカーのカマロに乗るおばあちゃんなんて、小さな男の子からしたら自慢の存在に違いないだろうし、なにより思い出として色濃く残るだろう。車内にはお孫さんの写真が施されたキーホルダーが飾られていたのも印象的だった。

家族とのドライブを楽しんでいきたい

そんな“ちゃま”さんにカマロとの今後を聞いてみると、「10年間は無事故でおとなしく乗る」と答えていただいた。ハードな走行をせずにカマロと家族とのドライブを楽しんでいきたいそうだ。

ファミリーカーといえばミニバンを思い浮かべる人が多いかもしれないが、小さな子どもに喜ばれ、多くのコミュニケーションをもたらしてくれる4シーターのオープンカーは、ファミリーカーとして最高の選択肢かもしれない。“ちゃま”さんの話を聞いてそう思わされた。

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