1966年式 912:何台も所有する中でもお気に入りはこの1台
台風の影響を受けながらも名古屋から走ってきたというヤスダさんは、ほかにも991.2 GT3ツーリングに、964カレラ2、3.2カレラなどを所有するポルシェフリーク。ポルシェガレージへの参加はこれが3回目とのことだが、その相棒は、いつもこのキュートなバハマイエローの912だそう。初期のレターが燦然と輝くオリジナルコンディション抜群の1台で、今やなかなか手に入りにくい、北米ポルシェのサーティフィケイトがつけられていた。
2001年式 996カレラ:希少カラーのMT仕様を探して購入
使いこまれた素のポルシェもまたカッコいいのだが、その中でも、おや? と感じた1台がこの996カレラ。どこか気品を感じるが見たことのない色だったせいもある。オーナーは某国産メーカーに勤めるサガラさん。いわく「オリエンタルレッド」というカラーとのことで、しかもこれまた珍しいマニュアル仕様だ。ご本人もマニュアル限定で探し、4年前に購入したそう。素のカレラの良さを感じる、じつはレアな1台だ。
1984年式 911カレラ:3.2カレラをナロー風に「バックデート」
外装の丁寧な仕上がりや、RSのスポーツシートをはじめとする内装など、センスよくカスタマイズされており会場でずっと気になっていた911。しかし、エンジンは3.2カレラ、ブレーキもおそらく964キャリパー等と、ボディをよくよく見るとナローのようなそうでないような……。イベント終了間際にオーナーをキャッチでき、話を聞いたら、じつはこれ、1984年式3.2カレラを徹底的にナロー風に「バックデート」させたのだそう。驚愕の1台だ。