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バブル期に北欧車に乗っていたのは知性あふれるカタカナ職業の業界人でした! サーブ「900」とボルボ「240ワゴン」を振り返ります

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: VOLVO/WEB CARTOP/AMW編集部

  • サーブ「900」のエンジンルーム
  • メルセデス・ベンツ「190E」のスポーティバージョン190E 2.3-16
  • メルセデス・ベンツ「190E」
  • BMW 3シリーズ
  • 1990年に登場した第3世代のE36系3シリーズ
  • 初代3シリーズE21型
  • 初代3シリーズE21型
  • サーブ「900」
  • ボルボ「240・ワゴン」

今見てもカッコいいクラシックな輸入車

昭和の時代のカッコいいクルマ、モテグルマとして、よくバブル期のシーマやセルシオ、外車(当時は輸入車ではなくそう呼んだ)ではBMW3シリーズなどが取り上げられているが、じつは、当時そうしたクルマとは一線を画す、ちょっとハズした感ある、今見てもカッコいいクラシックな輸入車があった。

サーブ「900」はアンチBMWに好まれていた!?

まずはサーブ900だ。西武自動車販売によって輸入、販売された北欧・サーブの初代900シリーズで、クラシック900とも呼ばれた名車である(ニュー900は2代目を指す)。個性的なスタイルをした2ドアセダンであり、どうやら国内輸入1号車のオーナーは、現在、日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員も務めるクルマ好きのテリー伊藤さんだったとか。また、作家の五木寛之さんも保有していた。

その影響かどうかかは定かではないが、バブル期にも六本木でイケイケに走っていた外車が”六本木のカローラ”とも呼ばれたBMW3シリーズだったとすれば(当時、筆者も乗っていた)、ずっと渋く、赤坂や乃木坂あたりで遊んでいた人たちに、アンチBMWじゃないけれど、好まれていたのも濃色のサーブ900だった。そのクラシカルなスタイリングは、ちょっぴり知的さも感じさせ、カタカナ系の仕事をしているセンスのいい男たちの見識ある愛車だったというわけだ。バブル時代の国産ハイソカーやドイツ車の陰に隠れた、一時ではあるけれど、ブームになっていたのも本当だ。

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