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歳の差21才! 平成ボーイが本気で惚れた旧車は日産「セドリックバン」でした。当時のエンケイマグホイールをセット!

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(ガスグラフィックス)

  • 1971年に3代目セドリック(230型)として登場。丸目2灯は1973年までの前期型
  • 4ドアセダン、2ドアハードトップ、ステーションワゴン/ライトバンのボディバリエーションがあった
  • ウインカーがオレンジ色で、横の上部にもオレンジを追加したリアコンビネーションランプは、1972年以降の証し。それまでは、ブレーキランプと同色だった
  • 当時流行したエッジの効いたコークボトルラインは、バンにも継承されている。現代車に見られない細やかなデザインが旧車ならではの魅力
  • ボンネット上面とボディ横面のデザインや、ウインカー部分の作り込みが、最上級車のセドリックならでは
  • シートも経年劣化が非常に少なく、当時の風合いを保っていた
  • ミニカーの好みからも、畠中さんがいかに旧車のバンが好きかが理解できる
  • 当時物のエンケイマグが自慢。タイヤサイズは175/70R14だ
  • ロングハブボルト仕様に加工し、かつ10mmスペーサーを使用した足まわり
  • 多彩なボディバリエーションだけではなく、GX、DX、スーパーデラックスなど、グレードも豊富にあった
  • ピンクパンサーとガーフィールドが畠中さんのお気に入りキャラクター。シートカバーは古着のデニムを再利用したもの
  • エンケイマグとローダウンでカッコよさを。ピンクパンサーとガーフィールドで可愛らしさを。イヤミなくこの両立が可能なのが、旧車の良さでもある
  • 1973年式日産セドリックバンと、オーナーの畠中進之助さん。1994年生まれの畠中さんとは21歳差
  • 内装は当時のまま。年式の割に比較的綺麗な印象だった。革巻きステアリングも懐かしい
  • 縦型が強調されるグリルやヘッドライト周辺の意匠など、旧車の魅力がふんだんに詰め込まれている

21歳も年上の相棒

1973年生まれの日産「セドリックバン」に乗っているオーナーの畠中さんは、1994年生まれだという。このクルマよりも21歳も若いオーナーに詳しくお話を伺ってみたので紹介しよう。

生産終了から何十年後かに注目される旧車ライトバン

4ドアセダン、2ドアクーペ、そしてライトバン。ひとつの車種で、これだけの幅広いボディバリエーションが用意されるのは、昭和の時代では当たり前のことだった。しかも、ライトバンは働くクルマの代名詞。つまり、酷使された車両が多かったため、現存する個体が極端に少ないというのが実情。それでも、この日産「セドリックバン」のオーナー畠中進之介さんのように、平成男子が憧れるカッコイイクルマのひとつのジャンルとして、旧車バンは大人気なのだ。

バンならではのボディデザインが魅力的

この日産「セドリックバン」は1973年生まれ。一方のオーナー畠中さんは、1994年生まれ。セドリックバンにしてみたら、この世に誕生し元気に働きまわっていた時代を振り返ると、21歳も若いオーナーと出会ったことで、2023年でもまだ現役で愛されるクルマとして生き永らえるなんて、思いもしなかったことだろう。

「知り合いの鈑金屋さんが載っていた310型サニーバンを見たときに、かっこいい! って思ったのがきっかけでした。それから、自分も同じサニーに乗りたいと思い始めたのです」

その出会いは、現在29歳の畠中さんが、まだ専門学校の1年生の頃だったそう。そのサニー(310型)のオーナーは、福岡県鞍手郡にお店を構える「b.p.gunji(ビー・ピー・グンジ)」を営んでおり、

「見た目はちょっと車高が落ちていてホイールが変わっているだけでしたが、レース用のエンジンが積んであって、足まわりも変更してあって。すごくカッコよかった!」

というファーストインパクトが、その後の畠中さんのカーライフの道標となったのだった。

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