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18年間相棒のフィアット「500」はオールペンしてアバルト仕様に「現状維持で、同じ時間を過ごしていきたいです」

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典

  • イタリアングレーハウンドのディーノくんとイベントを楽しんだnishiさんは595 コンペも所有
  • レース仕様だった500Fを購入したので、エクステリアだけでなくインテリアもレーシー
  • モモのステアリングホイールを装備。ヤル気満々仕様なので、メーターはスポーティな4連仕様だ
  • 奥さまが作ってくれた、サンバイザー&シートベルトパッドのカバーおよびドアの内張りを装備
  • キャブレターを冷却するためのエアインテークはマグネットで固定。長さを変えられる優れものだ
  • エンジンの排気量は650ccにアップされており、レース仕様だったのでキャブレターをサイズダウンし、街乗り用として再セッティング
  • 前後のオーバーフェンダーがカッコイイ。トランスミッションはローギヤード化されており、走りも勇ましい
  • 2015年にオールペイントして水色に
  • コンテストに参加したため、鮮やかにデコレーションされている
  • 購入時の外装色はキャンディイエローで、2015年にオールペイントして水色に。マフラーは695のマルミッタ風
  • サスペンションはローダウンされており、精悍な印象だ。フロントブレーキはディスク化されている
  • 購入時の外装色はキャンディイエローで、2015年にオールペイントして水色に。マフラーは695のマルミッタ風

10年乗って水色にオールペイント

「フィアットピクニック」が2023年10月28日にボートレース浜名湖で開催されました。過去最高の約1400台、2500人ものフィアットオーナーが参加し、新旧フィアットが大集合。ここでは“nishi”さんのフィアット1970年式「500F」を紹介します。

18年間乗っている500F

ここ最近、クリスマスツリーをはじめとする、さまざまな分野で実施されているデコレーションコンテストが活況だ。フィアットピクニックでも恒例コンテンツのひとつとして行われ、今年も数多くのフィアット&アバルト・オーナーがエントリーした。

2005年に購入した500F(1970年式の595/695仕様)で参加したnishiさん(53歳)もそのひとりで、奥さま&イタリアングレーハウンドのディーノくん(13歳)と一緒にデコレーションコンテストを楽しんだ。

「25歳のときに知り合いから1971年式のアルファロメオ 2000GTVをもらって乗っていたのですが、残念ながら26~27歳のときに動かなくなったので手放しました。その後、結婚したのですが、また旧車が欲しくなってしまい、オーバーフェンダー仕様の500Fを購入。早いもので18年間乗っています」

エアインテークを自作

旧車を探している中でスポーティな雰囲気の“595/695仕様500F”があったので購入。最初からヤル気満々のエクステリアだったそうだ。

「青いボディに赤のウエストラインが入っているところがこだわりのポイントで、フィアットやアバルトがたくさん集まるイベントで、他のオーナーさんが愛用しているヌォーヴァ 500の横に並べられることが思い出深いエピソードです。この500Fは週末のドライブやイベントに参加する際に乗っていて、これからも現状維持で、同じ時間を過ごしていきたいです」

現在、2017年式のアバルト「595 コンペティツィオーネ(シリーズ4)」にも乗っていて、それ以前はアバルト「500」を愛用していたのだという。

「もともと、この500Fのボディカラーはキャンディイエローだったのですが、10年乗って、水色にオールペイントしました。ということで、イエローのクルマがわが家から無くなってしまったので、595 コンペは黄色をチョイスし、手元にイエローのイタリア車がある生活を復活させました。アバルト 500は、よくあるグレーでしたね。当時は現行型フィアット 500にMT仕様の設定がなかったので、アバルトを買うことにしたわけです」

クルマは楽しいモノのひとつ、とも話してくれたnishiさんは、レース仕様だった500Fのキャブレターのサイズを小さくし、なおかつキャブレターを冷却するためのエアインテークを自作したりしているので、これからもアレコレ工夫しながらフィアットライフ&アバルトライフを満喫していくはずだ。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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