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安い中古車で参加しよう! 30年近い歴史のダート耐久シリーズが「ノーマルカー耐久」シリーズとして生まれ変わります

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

  • 惜しまれつつ営業終了した「オートパーク今庄」
  • ピットイン時の窓洗いもレース終了後の洗車もなくなる?
  • シリーズの過半数がキョウセイドライバーランドでの開催となるが、キョウセイでのコース設定も気になるところ
  • 今庄を舞台に行われてきた「ノーマルカーダート4時間耐久シリーズ」も内容変更する
  • 手軽に参戦できる敷居の低さを残しつつ、うまく発展していってほしい

しっかり戦えるシリーズは引き続き変わらない

福井県今庄にあるダートトライアル専用コース「オートパーク今庄」は、2023年末をもってその営業が終了することになったが、この今庄を舞台に年間6戦を開催していた「ノーマルカーダート4時間耐久シリーズ」が2024年シーズンのスケジュールを公表した。

ノーマルカーダート耐久シリーズが生まれ変わる

「オートパーク今庄」は、全日本ダートトライアル選手権も開催する日本屈指のダートトライアルコースで、2008年に営業を開始。しかし2023年末をもって15年間の営業に終止符を打つこととなった。近年このコースを舞台に行われてきた「ノーマルカーダート4時間耐久シリーズ」は、今庄ができる以前から開催されており、30年近い長い歴史を持つシリーズである。

シリーズは、4名から多いところで8名というドライバー構成のチームの成績を基に、E(エキスパートクラス)、S(スポーティングクラス)、C(チャレンジクラス)の3つのクラスに分けて参戦を受け付けている。ピットインの義務回数は1000cc未満なら5回、1501cc~1600ccなら8回といった具合に、排気量によって決められ、1回のピット滞在は最低2分というものだった。

ダートコースでのシリーズだっただけに、クルマはボコボコになる可能性も高く、とりあえず動けばいい、というようなチョイスで安い中古車を見つけてきてこれに参戦するチームも多かった。

また、使用するタイヤはノーマルタイヤのみというレギュレーションで、これまではスピードレンジも低めのため、レギュレーション上でロールケージの義務はない(4点式以上のシートベルトは必要)という参戦に対する敷居の低さも特徴だった。

しかし、この耐久シリーズは今庄の閉鎖で大きく様変わりすることとなった。シリーズ名は「ノーマルカー耐久」シリーズとなり、オンロードコースとダートコースの3カ所(愛知県・キョウセイドライバーランド/京都府・京都コスモスパーク/滋賀県・奥伊吹モーターパーク)を使用することとなった。これまで通り参戦の車両コストを抑えつつ、しっかり戦えるシリーズは引き続き変わらない。

参加車両は、1000㏄から1500㏄の2駆NAでノーマルであること。使用するタイヤは偏平率60%以上でハイグリップタイヤの使用は禁止。参加クラスはこれまで通りレベルで区分され、エキスパートクラス(FR車両を含む)、スポーティングクラス、チャレンジクラス(初心者クラス。優勝者は上のクラスに編入となる)の3つのクラスで構成される。

このレギュレーションの中で、どのような車両が出てきて、どのような車両が速いのか? 気になるシリーズの誕生といえる。ちなみに2024シーズンの年間スケジュールは以下の通りとなる。

第1戦:2月11日(日) キョウセイ(オンロード)
第2戦:4月7日(日) キョウセイ(オンロード)
第3戦:5月12日(日) 京都コスモスパーク(ダート)
第4戦:6月30日(日) キョウセイ(オンロード)
第5戦:8月10日(土) 奥伊吹モーターパーク(ナイターオンロード)
第6戦:9月29日(日) キョウセイ(オンロード)
第7戦:10月27日(日) 京都コスモスパーク(ダート)
第8戦:12月8日(日) キョウセイ(オンロード)

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