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懐かしのスズキ「フロンテクーペ」を完全再生! エンドレス創業者へのメモリアルとして製作した渾身の1台でした

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)

  • 2ストロークエンジン用の特注チャンバー製作を手がけたのはFUJITSUBOで、部品の供給はドリームビークルズがサポートした
  • ホイールは前後ともレーシングサービスワタナベの12inc F8Fで、サイズは12×4.5J+13 100-4だ
  • リアエンドに積まれているエンジンは水冷2ストローク直列3気筒で、排気量は356cc。最高出力は37psだ
  • フロアに鏡が設置されており、膝をついて覗き込まなくてもエンジン裏側のディテール&美しさを確認できた
  • インテリアも細部に至るまでレストア済み。サスペンションは純正カスタムで、オリジナル専用スプリングを装備
  • ベース車の型式はLC10W。シートもオリジナルに忠実にリセットしている。ブレーキはフロントが専用設計4POT φ215×10、リアがドラムシューNA材だ
  • どのアングルから見ても美しいボディは、これまで以上に鈑金と塗装にこだわり、自社にて仕上げたのだという
  • エンジンフードが開いたままのスタイルで展示されていたが、そのスタイルのよさを楽しむことができた。タイヤは前後ともYOKOHAMA DNA ECOS 145/70R12
  • どのアングルから見ても美しいボディは、これまで以上に鈑金と塗装にこだわり、自社にて仕上げたのだという

エンドレスのクラシックカー再生技術に注目

国内有数のチューニングパーツメーカーとしても知られるエンドレス。2024年1月12日~14日に開催された東京オートサロン2024では、ファンの期待に応え、旧車のスズキ「フロンテクーペ」のフルレストア車両を展示しました。

ファンの期待に応えて旧車を展示

東京オートサロンが1983年に東京エキサイティングカーショーとしてスタートした当初はチューニング・ドレスアップショップの出展がメインだったが、1990年代後半から自動車メーカーも大々的にブースを展開。昨今は、ハイクオリティなコンセプトカー、独創的なチューニングカーおよびドレスアップカーの共演を楽しめるようになっている。

今回も名の知れた出展者たちがワクワクドキドキできるクルマを披露したが、ブレーキシステムのトップブランドであり、国内有数のチューニングパーツメーカーとしても知られるエンドレスではファンの期待に応え、恒例となっているレストア旧車を展示。

自社パーツを装着した最新モデルを披露しつつ、細部に至るまでキレイに仕上げた国内外のクラシックカーも展示する、というのが、近年のエンドレスブースにおける定番なのだ。過去7年の展示車両は下記の通り。

・2023年
マツダ「ファミリア セダン」、ホンダ「Z」および「N360」の3台
・2022年
オースティン「ミニクーパー S」、ホンダ「シビック RS」の2台
・2020年
日野「ルノー 4CV」、フィアット「ヌォーヴァ 500」、ダットサン「フェアレディ 1500」、日産「シルビア」の4台
・2019年
日産「チェリー X1-R」、MG 「ミジェット」、ローバー「ミニ」、フォルクスワーゲン「カルマンギア」の4台
・2018年
日野コンテッサ「1300クーペ」、モーリス「マイナー 1000トラベラー」の2台
・2017年
日産「プリンス スカイライン」

そのような実績があるため、エンドレスのブースを必ずチェックする自動車趣味人が多く、今年の主役であったスズキ フロンテクーペも大いに注目された。

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