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BMW「325iツーリング」にM3エンジンを換装! 最強のファミリー超特急は「M3の感触を味わいたくなったから」

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循(NAGAO Jun)

家族のことも考えツーリングを入手

「もともとは1991年の325iツーリングです。走行距離は18万5000kmをオーバー、じつはエンジンをM3のものに換装してありますから、厳密には1991年式の325iツーリング(改)です」

という。ただならぬオーラを発していたのも聞いて納得なわけだが、それはまたどういった経緯で?

「社会人となって少し経った1998年にBMW 318iの4ドアを手に入れたんです。BBSホイールにピレリを履かせたりして楽しんでいました。その後、仕事で海外への転勤が決まりそのクルマは手放してしまいましたが、それがBMW好きになったきっかけです」

数年の海外勤務を終え、帰国したツカボンさん。

「またBMW、できれば今度はE30のM3に乗ってみたいと考えたのですが、その頃はすでに子どももいたので、家族のことも考えツーリングを手に入れました。当初はおとなしくノーマルのまま乗っていたのですが、やはりM3の感触を味わいたくなり、ついに数年前にエンジン換装に踏み切ったのです」

とのこと。Gr.Aレース制覇を前提に生み出されたホモロゲーションモデル、ご存知M3。その2.3L DOHC直4エンジンを、もともとは家族のために手に入れた5ドアのワゴン・ボディに押し込んだツカボンさんの「1991年の325iツーリング(改)」は、最強のファミリー超特急? 羊の皮を被った狼とも称される本家本元のE30 M3に比べ、ある意味「羊の皮を被った狼度数」はさらに高いと言えよう。

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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