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3車3様のBMW「E30M3」の愛され方を紹介。「911カレラ2と迷いましたが、M3を選んでよかったです」

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TEXT: 塩見 誠(SHIOMI Makoto)  PHOTO: 和田清志

  • 1990年式BMW E30 M3スポーツエボリューション
  • タイヤは245/40R17サイズを装備。インナーフェンダーを小加工して干渉を防いでいる
  • ブレーキはap製キャリパーと2ピースのドリルドローターを装備
  • 定番のTE37をセット
  • エンジンはディストリビューターを廃してダイレクトイグニッションへと変更
  • サージタンクを大容量化
  • 純正ファンの撤去+電動ファンの装備で確実な水温管理を実現
  • テールエンドをアクティブカーズで製作してもらったものとした社外品マフラーを装備
  • ボンネットはバリスのカーボン製
  • センターコンソール下のトレー部にお約束の3連メーターをセット
  • F CON V PROで制御
  • レカロRS-Gにタカタ製6点ハーネスをセット
  • タカタ製6点ハーネス
  • ブレーキにはap製キャリパーと2ピースのドリルドローターを装備
  • 1990年式BMW E30 M3スポーツエボリューションと、オーナーの任 剛一さん
  • 1987年式BMW E30 M3
  • ステアリング以外はほぼノーマルの美しい状態
  • シートはレカロSP-Gを装着
  • ビルシュタインB12サスキットが装備され、ホイールはE36用のBBS RSを履いている
  • マフラーエンドは跳ね上げ式
  • タワーバーを装着
  • エンジンはノーマルだ
  • 1987年式BMW E30 M3と、オーナーの新谷慶太さん
  • 1987年式BMW E30 M3
  • 1987年式BMW E30 M3の内装
  • シートはRECAROのフルバケット
  • エンジンはダイレクトイグニッション化
  • 4連スロットル化をし、LINKで制御
  • エンジンはダイレクトイグニッション化と4連スロットル化している
  • エンジンはダイレクトイグニッション化と4連スロットル化している
  • E30M3のマフラーは、片側2本出しが基本だ
  • リアスポイラーは2.3用ではなくスポエボ用
  • サスペンションはアクティブカーズオリジナルの車高調サスキットを装着し、いい具合に車高が落ちている
  • ブレーキはストップテック製キャリパーと2ピースのスリットローターを装備
  • 1987年式BMW E30 M3と、オーナーの村田和紀さん
  • ヘッドライトも社外品へと交換し、ウインカーなどもクリア化

専門ショップに集うこだわりのBMWたち

E30型「3シリーズ」をはじめとするヤングタイマーBMWのメンテナンスやチューニングを得意とするプロショップ「アクティブカーズ」では走る歓びを安全に味わうため、定期的にサーキット走行会を開催している。その舞台は富士スピードウェイだ。今回はそんなアクティブカーズ走行会に参加したオーナー車の14台のうち、3台を紹介したい。

サーキット走行会で走る歓びを満喫

山梨県にあるアクティブカーズは、E30型3シリーズをはじめとするヤングタイマーBMWのメンテナンスやチューニングを得意とするプロショップ。BMWといえば走る歓びを感じられるクルマだし、1980年代後半から1990年代にかけてのモデルは、そのテイストがもっとも強く現れている世代。それだけに整備面でも壊れないということは当然として、ただノーマル状態に戻すだけではない、プラスアルファのメニューを施してくれるのがここ。それだけに全国各地から多くの「M3」や「M5」のオーナーがアクティブカーズに集っている。

そんな走る歓びを安全に味わうため、アクティブカーズでは定期的にサーキット走行会を開催している。その舞台は富士スピードウェイだ。コース幅が広くランオフエリアも広大なので、街中では味わえないMモデルをはじめとするBMW車の実力を思う存分愉しむことができる、というのが、富士スピードウェイを舞台としている理由だ。

今回はそんなアクティブカーズ走行会に参加したオーナー車を14台、4回にわけて紹介したい。M3やアルピナも参加していたが、普通の325やツーリングも参加。速いとかタイムが、というのではなく、自分のクルマの実力とドライビングスキルを知る機会として利用してほしい、というのがアクティブカーズの願いだ。

エンジン内部まで徹底したチューンアップ

2005年にアプルーブドカーの店長が所有していた個人車を譲ってもらった、というのが任さんの愛車。当然状態は非常によく、5年以上ノーマル状態で走りを楽しんでいた。しかし徐々にいい状態を活かしたまま走りをレベルアップしたいと思いはじめ、アクティブカーズに相談。結果、ブレーキの強化やエンジン内部のレベルアップなどをおこなうこととなった。

具体的には、まずエンジンはディストリビューターを廃してダイレクトイグニッションへと変更。制御はF CON V PROでおこなっている。同時にバルブスプリングを強化品に変え、バルブガイドも打ち換えている。

冷却系はアルミ2層ラジエーターの装備と、純正ファンの撤去+電動ファンの装備で確実な水温管理を実現。吸気系はサージタンクを大容量化し、テールエンドをアクティブカーズで製作してもらったものとした社外品マフラーを装備。

サスペンションもアクティブカーズ製車高調サスキットで、タイヤは245/40R17サイズを装備しているが、インナーフェンダーを小加工して干渉を防いでいる。ブレーキにはap製キャリパーと2ピースのドリルドローターを装備しているが、キャリパーの出幅が大きいため、ホイールは内部空間が大きいレイズ「ボルクレーシングTE37」を使っている。

ちなみにこのTE37、任さんは5セットも所有しているそうだ。インテリアはレカロRS-Gにタカタ製6点ハーネスをセット。カーボン製ボンネットに覆われたエンジンルームまでコーティングをおこなうなど、せっかく手を入れるのなら元よりいい状態にしたい、というオーナーの気持ちが見た目からも伝わってくるクルマだ。

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