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中国の新興BEVの1号車は日産「GT-R」に迫る加速力! 0-100キロ加速2.95秒!! 800万円で買える「SC-01」とは

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)

  • インテリアはシンプルに纏まっている
  • ドアの内張りにはドリンクホルダーなどが備わらない
  • バケットシートタイプを採用
  • スイッチ類をルーフ側にレイアウトしている
  • ドライバーズシートまわりもシンプルで、わかりやすい
  • 直線基調のダッシュボード
  • 前後タイヤはミシュラン パイロットスポーツ2で225/40ZR18
  • アルミ製の外装を鋼管スペースフレームに被せている
  • リアスポイラー一体型のボディ
  • テールランプは丸形でLEDを採用
  • 下面はフラットで、ディフューザーが装着される
  • ボディスペックは、全長4105mm×全幅1380mm×全高1160mm
  • リア周りはウェッジシェイプなデザインを取り入れている
  • 前後タイヤはミシュラン パイロットスポーツ2で225/40ZR18
  • ヘッドライトはLEDの丸目2灯
  • 動力パフォーマンスは、0-100km/h加速で、2.95秒を発揮する
  • フロント周りもシンプルなデザインだ
  • ミラーもレーシングカーのようにステーが長めになっている
  • 開発メンバーは、TCRのレーシングカーやラリーカーなどの競技車両の設計に携わってきたエンジニア
  • サスペンションはフォーミュラカーのような水平式のプッシュロッドダンパーを採用
  • 足まわりはレーシングカーのような作りだった
  • 開発メンバーは、TCRのレーシングカーやラリーカーなどの競技車両の設計に携わってきたエンジニア
  • 開発メンバーは、TCRのレーシングカーやラリーカーなどの競技車両の設計に携わってきたエンジニア
  • 鋼管スペースフレームの本格的なレーシングカーのような構造を持ち合わせる
  • エクステリアはイタリアンスーパーカーのようなルックス
  • フロントバンパーのセンターには、工匠派汽車科技のエンブレムが奢られる
  • 工匠派汽車科技ブース
  • 駆動系のスイッチはセンターに用意される
  • ブースに華を添えるコンパニオン
  • ドライバー/ナビもともに同じシートを装着している
  • ボディスペックは、全長4105mm×全幅1380mm×全高1160mm
  • SC-01とブースに華を添えるコンパニオン

日本でも年内中の発売に向けて準備中!

2024年2月10日から12日までインテックス大阪で開催された大阪オートメッセ2024。そこで日本に初上陸したのが、中国の新興BEVのデビューモデル「SC-01」です。スーパーカーのルックスを纏う同車の魅力を紹介します。

ドライブモードは3種類選べる

このクルマの開発母体は、車両のカスタマイズを専門にしてきた工匠派汽車科技(Tianjin Gongjiangpai Auto Technology)で、スマホ・IoT機器大手のシャオミの出資を受けて、新たに小型軽量のEVスポーツカーの開発に着手したという。

開発メンバーは、TCRのレーシングカーやラリーカーなどの競技車両の設計に携わってきたエンジニアたちで、写真を見ればわかるように、鋼管スペースフレームの本格的なレーシングカーのような構造で、運動性能を優先させた設計になっている。

動力源はモーターで、前後にひとつずつモーターを与えたデュアルモーターを採用。総出力は320kw(425ps)を発生する。ドライブモードの切り替えで、前輪駆動、後輪駆動、4WDの3つのモードを選択することができ、もっとも重量がかさむバッテリーは運転席の背後、ちょうどミッドシップになるレイアウトに搭載される。低重心化とマス重量バランスを集中させることで、回頭性を最大限高めている。

スペックを見ると、全長4105mm×全幅1380mm×全高1160mmとコンパクトで、車重は1370kg(アルミ製の外装を鋼管スペースフレームに被せている)。動力パフォーマンスは、0-100km/h加速で、2.95秒! マクラーレン「セナ」や、日産「GT-Rニスモ」に迫るタイムを記録し、しかも航続距離は520km(NEDC規格)を誇る。

細かいところを見てみると、サスペンションはフォーミュラカーのような水平式のプッシュロッドダンパーで、ブレーキもフロント6POT、リア4POTの本格派だ。ダンパー、ブレーキともにブランド名は明記されていないが、レース界では定評のある一流メーカーのOEMで、コストをできる限り押さえつつ、走りの性能を妥協しないコンセプトを貫いている。

インテリアもシンプル&スポーティで、走りに集中できるよう、スイッチ類をルーフ側にレイアウトしている点も面白い。

中国では2022年の9月に発表があり、2023年からデリバリーを開始。すでに7500台のオーダーが入っていて、日本でも年内中の発売に向けて準備中とのこと。予価は800万円で、中国と日本だけでなく、ヨーロッパでの販売も計画されている。

エアロパーツなどのオプションも開発予定に入っているが、まずはどんな走りをするのかが気になるところ。国内に本格導入が決まったら、試乗・テストをしてみたい1台だ。

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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