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丸目の日産「グロリア」に平成生まれ男子が惹かれた理由は?「イジるより維持していくことがコンセプトです」

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)

YouTubeで思い出した幼少の頃の丸目への憧れ

クレスタは結果的に2年ほどで手放し、その後はダイハツ「ミラ」(6代目 L250)のMTへ路線変更。これでしばらくは満足していたが、古くなってきたことで乗り換えを決意した。その際に、新車を買うのと、安めの古い車両を治しながら維持することをイメージ。そこででたマナブさんが出したのが、

「どうせ高いお金を払うのならば、ちょっと古い車両で好きなクルマを選んだほうが楽しいはず!」

という結論だった。

「古いクルマへの興味はずっとあったので、その頃にはセドリック 430も気になっていましたが、グロリア Y33へと辿りつきました。

たまたまYouTubeでグロリア Y33 グランツーリスモを紹介しているクルマ屋の動画を発見して、2000ccのレギュラーガソリン仕様を見たんです。僕もクレスタ GX8に乗っていたし、これならば維持費も若干安いから大丈夫だろうと思って。それと、丸目がカッコイイ! と思っていた子どもの頃の思いが蘇ったというのが理由です。食事中以外は、ずっとグロリア Y33を探していました(笑)」

というほど、マナブさんの購入欲求は本気モード。その結果、ようやく見つけた現在の愛車は、鹿児島県の解体屋にあった個体だ。2000ccのグロリア Y33があるようだ、という知人からの情報で電話連絡を入れてみたが、紙一重で「売れてしまった」との返答。一度は諦めたが、なんとその車両が福岡県の販売店より、某オークションへと出品されたのを偶然発見。現車確認をしたうえで、「予想以上に程度が良かった」ということで即決終了。それが2年前の出来事だ。

「イジるより維持していく、がクルマのコンセプトです。そのため、劣化した部品はできるだけ交換しています。最高級グレードじゃないので、速くはないけど、遅くもない。そのバランスが自分にはちょうどいいです。とにかく毎日乗りたいので、購入時の走行距離は4万7800キロですがこの2年で4万キロ近く走りました。車両がトラブルを起こさないのは、頻繁に乗り回しているせいかもしれません(笑)」

こうして幼少の頃から憧れていた丸目のクルマを手に入れたマナブさん。愛車の走行距離は、これからもますます伸び続けていくのだろう。

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