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三菱初代「ミニキャブ」不動車を苦労して路上復帰! 部品取り車も手に入れ、長く維持するための準備に余念がありません

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TEXT: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)  PHOTO: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)

  • 三菱 ミニキャブ:オーナーの田辺さんはこの車両を含めて何台もの昭和時代のミニキャブを所有するマニアだ
  • 三菱 ミニキャブ:1970年式。8年以上所有している
  • 三菱 ミニキャブ:トランスミッションはコラム4速マニュアル
  • 三菱 ミニキャブ:120km/hまで表示されるメーター
  • 三菱 ミニキャブ:両ヘッドライトの間にはMINICABのエンブレムが備わる
  • 三菱 ミニキャブ:凝った意匠のフロントフェイスが独特の可愛さの源
  • 三菱 ミニキャブ:フロントパネル面に対して奥まった位置にヘッドライトをマウントする
  • 三菱 ミニキャブ:Bピラーには通気用のエアベント
  • 三菱 ミニキャブ:ローダウンし、前後に異なるリム幅のワイド加工合わせホイールを装着
  • 三菱 ミニキャブ:ベッド側面にはサイドスカートが備わり、ここに2ストオイルの給油口やガソリンの給油口へのアクセスハッチがある
  • 三菱 ミニキャブ:ベッド側面にはサイドスカートが備わり、ここに2ストオイルの給油口やガソリンの給油口へのアクセスハッチがある
  • 三菱 ミニキャブ:リアゲート脇に赤一色の縦長六角形レンズのテールランプが埋め込まれている
  • 三菱 ミニキャブ:ボンネットタイプの三菱360の派生モデルとしてキャブオーバースタイルのピックアップとバンが1966年にデビュー
  • 「360だョ!全員集合 in OSAKA」に参加した田辺さんが所有するミニキャブ

全国でも現存台数の少ない初代ミニキャブ

角ばったデザインが特徴の三菱初代「ミニキャブ」。数多くの360cc軽自動車が集結した「360だョ!全員集合 in OSAKA」の会場では希少な車両が多く見られましたが、そんな中でも会場でこの1台しか見かけなかったのがミニキャブです。オーナーに希少車に乗り続ける秘訣を伺ってみました。

現存台数はかなり少ない三菱の軽トラック

2024年3月24日に大阪港湾部の築港赤レンガ倉庫脇にある広場で開催された「360だョ!全員集合 in OSAKA」会場で発見したのは、角ばったデザインが特徴の三菱「ミニキャブ」だ。オーナーの田辺さんはこの車両を含めて何台もの昭和時代のミニキャブを所有するマニアだそうで、この1970年式は8年以上所有している1台だという。

ミニキャブは、ボンネットタイプの三菱「360」の派生モデルとしてキャブオーバースタイルのピックアップとバンが1966年にデビューした。エンジンは空冷の2サイクル2気筒360ccエンジンを搭載。トランスミッションはコラム4速マニュアルとなる。こうして誕生したミニキャブは、のちに長く続く三菱の軽商用車名として歴史を刻んでいくこととなるのだ。

凝った意匠のフロントフェイスが独特の可愛さの源

フロントパネル面に対して奥まった位置にヘッドライトをマウントするために、周囲にベゼルが備わり、これがキュートなフロントフェイスの一因となっている。両ヘッドライトの間には「MINICAB」のエンブレムが備わり、左右ウインカー間には車内に外気を取り込むフラップが備わる。このフラップとウインカー部分に備わるのは、グリルではなく、1969年に追加されたカバーパネルとなっている。ちなみに左ヘッドライトの前に設置された棒は、ラジオアンテナだそうだ。

初代のミニキャブ ピックアップモデルには荷台に一方開きと三方開きが存在するが、それぞれテールランプのデザインが異なり、リアビューも全く違うデザインとなる。この田辺さんの一方開きモデルは、リアゲート脇に赤一色の縦長六角形レンズのテールランプが埋め込まれている。またベッド側面にはサイドスカートが備わり、ここに2ストオイルの給油口やガソリンの給油口へのアクセスハッチがある。

路上復帰や車両維持には部品の確保が必要不可欠

田辺さんがこの車両を入手した際、エンジンは不動状態だったそうで、なんとエンジンをもう2基探し出し、バラバラにしたうえで、状態の良いパーツをセレクトして新たにエンジンを組み直したそうだ。こうして苦労の末に路上復帰を果たしたというわけだ。もちろん今後の維持のためにパーツ収集にも余念がなく、パーツ取りのための部品取り車まで所有しているとのこと。キレイな状態で旧車の360cc軽を乗り続けるためには、こうした見えない苦労がたくさんあるのだ。

基本的にはストック状態をキープしたうえで、車高をローダウンし、前後に異なるリム幅のワイド加工合わせホイールを装着。このミニキャブで田辺さんはイベントへの遠征や仲間とのツーリングを楽しんでいる。

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