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5万円で買った三菱「ミニキャブ」をサンコイチで公道復帰! 25歳オーナーはホンダ「モトラ」や三菱「ジープ」も所有する猛者でした

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)

  • オーナーのサカシタさんは現在25歳。J47型三菱ジープも愛用している4WDフリークだ。バモスホンダが欲しいらしい
  • 5万円で入手したミニキャブを兄とレストアしたそうで、荷台を外してフレームを塗り、キャビンもしっかり塗装
  • 3代目の550ccミニキャブは1977年にデビュー。1979年のマイナーチェンジ時に営農バージョンが追加設定された
  • このアングルから見るとフレームまで塗られていることを確認できる。スペアタイヤは、この位置に納まる
  • シートのコンディションも上々なので、通勤に使用しても疲れず問題ないという
  • シートの真下に搭載されているエンジンは通称バルカンS。ノーマルマフラーを組み合わせている
  • 1982年に発表されたホンダ モトラ関連のカタログもコレクションしており、ミニキャブの荷台で披露
  • モトラの車体はダブルクレードルに近い形状の鋼管フレームが特徴となる。サカシタさんはこの造形が好きなので、フレーム単体も所有
  • レストア時の資料として役立つミニキャブのカタログも集めており、こちらも荷台に展示
  • インテリアの状態もいい。ノーマルのスタイルを維持しながら、これからも日常使いをしていくそうだ
  • 2023年開催された第1回目は仕事が入って来ることができなかったので、今回が初参加となった
  • 外装もノーマルのスタイルをキープ。フロント下部のバーは、もともと装着されていたが、部品取り車のものに換装

ミニキャブは日常の足として通勤にも活躍中!

2024年2月24日(土)に茨城県城里町の「ホロルの湯」を会場に、第2回「軽トラ&スーパーカブ ミーティング」が開催されました。スーパーカブの愛好家団体が主催したユニークなイベントの会場から、今回は1982年式の三菱3代目「ミニキャブ」を普段乗りで活用している25歳のオーナーを紹介します。

茨城県ホロルの湯で「軽トラ&スーパーカブ ミーティング」が開催

長きにわたって日本の経済成長を支えてきた軽トラックは、ここ最近アメリカでも人気で、低年式の過走行車でも買い手が現れるという引っ張りダコ状態となっている。インターネットやテレビのニュースで、小さな働き者が海外でも注目されていることを知った自動車趣味人も少なくないだろう。

2月24日に茨城県城里町の健康増進施設「ホロルの湯」で開催された第2回「軽トラ&スーパーカブ ミーティング」は、アメリカ人をも魅了した軽トラックとホンダが世界に誇るスーパーカブをフィーチャーしたイベント。主催が「水戸藩カブ」と呼ばれる熱心な愛好家の団体なので、スーパーカブ(こっちが主役)と軽トラの合同ミーティングという形式で、じゃんけん大会や集合写真撮影も行われた。その会場にて気になった軽トラックを取材してきたので紹介しよう。

5万円で引き取った不動車を兄と一緒にレストア

「旧い軽トラのことが大好きで、2年前に知り合いから不動車となっていた三菱ミニキャブを5万円で引き取ってきました。いわゆるレストアベースですね。1982年式の営農用/4WD仕様で、型式はL015Gです。この顔のミニキャブを狙っていたのですが、ラッキーなことに見つかったんですよ」

そう話してくれたオーナーの“サカシタ”さんは25歳で、30歳のお兄さんと共同所有しているこのミニキャブを日常の足として使い、通勤時にも乗っているのだという。ちなみに、野性味あふれる50ccレジャーバイクとして親しまれたホンダ「モトラ」も1982年式で、高校生のときに買って、通学時の足として使っていたそうだ。

「モトラは通学しなくなったタイミングで一旦手放したのですが、なんと、後のオーナーさんがSNSを通じて私が所有していたことを知って“あなたが持っていたほうがいいですよ”と言ってくださり、快く譲ってくれたので戻ってきました。この個体が高校生のときに乗っていたモトラそのものなんですよ。不思議な縁ですね」

「モトラを積んできたミニキャブは部品がなかなか出てこないことが難点ですが、兄弟で不動車をレストアして公道復帰させたことが一番思い出深いエピソードです。荷台を外してフレームを塗って、キャビンの部分も塗装しています」

クルマ仲間からミニキャブに関する情報をゲットし、レストアするにあたって4WD仕様の部品取り車を2台確保。「サンコイチ」にすることで、日常の足になるミニキャブを完成させたそうだ。

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