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有料観光道路を貸し切って開催された「やるぜ!!箱根ターンパイク」とは? 年々規模が大きくなる「パラモトライダーによるツーリング」を紹介します

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)

バイクに乗る感動の1日がまたやってきた

「パラモトライダー体験走行会」に参加したパラモトライダーのうち、技術レベルに問題ないと判断されたライダーが招待され、今回は14名のパラモトライダーが集まった。このイベント「やるぜ!!箱根ターンパイク」は、パラモトライダーが自分の仲間と一緒に箱根をツーリングするというもの。そのため、各パラモトライダーが8名まで仲間を呼んで一緒に走行できるという形式となっている。

コースは、箱根ターンパイクの箱根小田原本線を箱根大観山口からスタート。小田原料金所手前でUターンし、また大観山まで戻ってくる約28kmの道のりとなる。電動アクチュエーターのシフト操作ユニットを装着している5台の大型バイクをSSPが用意し、5人のパラモトライダー・グループで走行をしていき、これを3回繰り返すこととなった。

パラモトライダーのヘルメットには「B+COM」というインカムを装着してサポ-トライダーと会話ができるようにし、先導と追走の車両がパラモトライダーの車両の前後に寄り添い緊急時に対応する、という仕組みとなる。

1度に5名のパラモトライダーを走らせることから、スタート&ゴール地点で移乗や発進停止のサポートするボランティアスタッフも5チームが編成され、それとは別に医療スタッフ、そしてコースサイドでのサポート役もあって、総勢120名ものボランティアスタッフがこの活動を支えることとなった。

2024年11月30日(土)、ターンパイクの本線上にはいくつもの紅葉スポットが出現。さらに大観山口からは冠雪した富士山をしっかり見ることができる絶好の冬晴れの1日となった。寒いことは寒いが、日中は好天の影響もあって日なたにさえいればポカポカと過ごしやすい。

午前11時から走行はスタート。それぞれ各パラモトライダーが数分ごとに出発。それを仲間のライダーが追いかけて合流する形で各車両がターンパイクを往復していく。戻ってきたパラモトライダーはゴール地点にいる全スタッフから祝福の拍手で迎えられる。

そんな感動のシーンを繰り返し、予定通り午後2時には占有走行時間は終了し、全14名は事故なく走行を終えることとなった。

参加者の1人は次のようにコメント。

「今年は寒いから、ほんとうはちょっと嫌だなと思っていたんですが、走ったら今日が一番気持ちよかったですね。夏の気持ちよさとは違って空気が澄んでいて最高でした」

主催したSSPの青木治親代表理事は

「無事に3回目の箱根を終えることができました。これでSSPはまた一歩大きく前進したと思っています。来年以降も続けられる限り箱根のイベントをやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします」

今回はパラモトライダー14名のうち2名が初箱根となった。「パラモトライダー体験走行会」に参加しているライダーの中には箱根参加希望でありながら技術レベルが達していないライダーもいて「来年こそは参加したい」と箱根参加を熱望しているライダーもいる。これからも継続してこの箱根のイベントが発展して開催されていくことに期待したい。

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  • 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)
  • 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)
  • 1969年生まれ。美術大学で日本画を学んだ後に、編集プロダクション数社を経てフリーランスライター&フォトグラファーに。編集者時代にかかわってきたモータースポーツ取材を続け、現在も2輪4輪問わず国内外のサーキットやラリーシーンを取材している。日本モータースポーツ記者会会員。
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