ホイールはリムが深いWORKのZEAST ST3を装着
「アテンザワゴンの前は軽自動車に乗っていたのですが、次に乗り換えるのならば絶対に乗用車。しかも、ノーズが長くて人とたくさん荷物が載せられるワゴンがいいなと考えていたのです。そんなときに、近所の人がアテンザワゴンに乗っていたのを見かけて、これだ! と確信しました」
藤本さんの愛車は2013年式の初期型で、ガソリン仕様の25S Lパッケージ。つまりこの当時のラインナップでは最上級グレードとなる。これをベースに、中期仕様へと変更しつつ、足まわり、オーディオなどのカスタムを施した。
サスペンションはイデアル製スーパーマキシマム。フルタップの車高調整式で、36段階の減衰調整が可能だ。ホイールは、WORKのZEAST ST3の19インチ。ひねり、コンケイブ、そして深いリムが藤本さんのお気に入りだ。
ワゴンならではの荷室スペースを趣味と実用に有効活用
オーディオは、スピーカーとアンプにフランス製のブラムを使用。これらを荷室にインストールしているが、埋め込みとボードを活用して積載性も確保していることがポイント。なおフロントドア部にもツイーター増設やアウターバッフル加工を施し、さらに自身で内装の一部をスエード生地へと張り替え加工済み。
さらに前期のガソリン仕様には純正設定されていないサンルーフだが、ドイツ生まれのベバスト製を使って、憧れのチルトアウトルーフが完成。ミラーとテールランプは中期仕様へと変更するなど、シンプルな見た目ながらも、細かい部分まで手を入れている。

当初の狙い通り、人と荷物が載るスペースは確保しながら、理想的なオーディオカスタムを完成させた藤本さん。その美しさに憧れるのは筆者だけではなかったようで、この日はベストワゴン賞も受賞。その完成度の高さが、来場者からも評価されていたのだった。
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