定期的にメンテナンスも施されコンディション抜群
今回アリゾナ・オークションに出品されたSLS AMGブラックシリーズは、これまで6モデルが生産されたブラックシリーズ(SLK55、CLK63、SL65、SLS AMG、C63、AMG GT)の中でも最もプレミアム性が高く、そしてスーパースポーツとしての魅力が大きいモデルと評価してもよいだろう。
外観からもワイドフェンダーや固定式のカーボンファイバー製リアウイング、専用デザインのホイールなどで容易に他のモデルとは識別できるSLS AMG ブラックシリーズ。出品車は新車でアメリカに輸出されたと推定される132台のうちの1台で、走行距離はオークションのカタログを作成した時点で500マイル(約800km)未満と新車のようなコンディションを保っている。
2024年1月にはオイル交換、タイヤ交換、セラミックコーティングなどの整備が実施され、現在のオーナーのもとで大切に扱われ、貴重なスーパーカーのコレクションの一部として保管されてきたという。
RMサザビーズは、このSLS AMGに75万〜85万ドル(邦貨換算約1億1723万~約1億3286万円)の予想落札価格を掲げオークションに挑んだが、やはりその人気は予想どおりだった。最終的な落札価格は77万5000ドル(約1億2113万円)。日本でのメーカー希望小売価格が3250万円(オプション抜き/消費税込)と発表されていたことを考えると、その値上がりの幅はやはり大きかったようだ。
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