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7年ぶりに九州でカスタムカーショーが復活!「九州カスタムカーショー2024in熊本」は全国から有名ショップやメーカー56社が集結しました

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(ガスグラフィックス)

  • 7年ぶりに九州地方で開催されたカスタムカーショー。地元のクルマ好きにとっても、このような大きなクルマイベントの開催は喜ばしい限り
  • 福岡県北九州市にあるCLEIB(クレイブ」。タイムアタック仕様のスバル BRZとホンダ シビックを展示
  • 佐賀県三養基郡みやき町にてVIPセダンを中心に、さまざまなドレスアップカーを手がけるKCスタイル
  • クルマのトータルアドバイザーとして、一般的な整備、カスタム、修理を手がけるとともに、ラプターライナー正規施工店としても活躍する福岡県久留米市にあるマイスターショップフルカワ
  • 福岡県福岡市にてハイエースをメインに取り扱うグラビスオートファクトリーは、外装のみを変更してコンプリート車として販売しているZEROフェイスコンプリートなどを展示
  • 人気のVIPブランド、ジャンクションプロデュースの代理店も務める福岡県若宮市にあるオートクールは、トヨタ セルシオと86を展示
  • 輸入タイヤ販売店のオートウェイは、バリエーション豊かなタイヤを展示していた
  • オートウェイのCMキャラクターを務める博多華丸大吉のお二人の笑顔がプリントされたクッション。同社SNSをフォローし、くじで当たった人にプレゼントされた
  • スプレー施工によるプロテクションフィルムSPPFの技術認定店(DIPSHOP)の吉田自動車工業(福岡県福岡市)も出展
  • さまざまなジャンルのエアロを手がけるKUHL(クール)。九州では福岡県古賀市でKUHL福岡として活動している
  • カーオーディオ専門店のネットワークとして、九州で活躍するショップが出展
  • VIPセダンを得意とするモーターリンク熊本は、熊本県熊本市で活躍中
  • 軽カーのエアロを中心に展開している人気ブランド、福岡県古賀市にあるバタフライシステムも、スズキ新型スペーシアカスタム用の最新作を展示
  • 絶対性能を追求した車種専用サスペンション、パーフェクトダンパーを手がけるアクシススタイリング
  • ものづくりプラス クラシックカーディビジョンは、オールドメルセデス九州支部として古いメルセデス・ベンツに特化した販売事業を展開。展示車は1938年式のW136型170Vコンバーチブル
  • レース、ドリフト、ストリートなど、本物のサスペンション職人がひとつずつ仕上げるリアクションダンパーを取り扱う山口県岩国市にあるFK-TEC(エフケーテック)は、レース仕様のホンダ N-ONEを展示
  • 熊本県熊本市で、マツダ ロードスターに関する修理、レストア、モータースポーツサポートを行っているAUTODELTA(アウトデルタ)。九州唯一のマツ耐、MFCTなどのサポートショップでもある
  • 山田英二さんと松本玲二さんによるトークショーとサイン会が実施された
  • カーオーディオネットブースには、各店自慢のオーディオカスタムが施されたデモ車とイメージガールが登場
  • SUV、ミニバン、セダンなど、さまざまなボディキットを手がけるROWEN。九州には8店舗の取扱店を展開
  • Revive製エアサスを装着したダイハツ ハイゼット
  • スズキ アルト、アルトワークス、ダイハツ ミラ、スズキ カプチーノ、マツダ AZ-1といった軽スポーツカーを取り扱う専門店NAVICは、アルトを展示。松本玲二さんが今回のイベントでのお気に入りの1台として選出した
  • 軽トラ界で人気のハロースペシャルも参加
  • 会場では、出展社による特価販売も実施されていた。現地に足を運べば、掘り出し物に出会えるチャンス!
  • マフラーメーカーとして人気なだけではなく、最近ではセダンのAT車によるVIPドリフトを提案するセンスブランドも登場
  • 千葉県を中心に、宮城、茨城、群馬、愛知、福岡などにショップを展開するKSファクトリー
  • アグレッシブなデザインが目を引くDynasty(ダイナスティ)も、キャラバンなどのデモカーを展示
  • 日本を代表するホイールメーカーのひとつ、ワークも人気ホイールをたくさん展示して、来場者の注目を集めていた
  • アルミホイールメーカーのKITジャパンは、最新作から定番まで、さまざまなホイールを展示
  • 豪華な内装を備えたハイエースで来場者の注目を集めていたLEGANCE (レガンス)
  • 人気の軽自動車イベントを主催するHEARTILY(ハーテリー)も、JASC合同ブースでスズキ エブリイワゴンを展示
  • 毎年東京オートサロンで開催される「東京国際カスタムカーコンテスト」の2024年最優秀部門賞を獲得した風間オートのトヨタ GR86は、ゲストカーとして登場。インフュージョン製法と呼ばれる工法で作られたカーボンワイドボディの見た目だけではなく、3600ccで最大出力1000psを達成する2JZ-GTEエンジンを搭載
  • 軽トラ&軽ハコ車用エアロブランド、慶虎などが人気のKei Zone(ケイゾーン)
  • エアロボンネットやエアロフェンダーをラインナップするShift Sports(シフトスポーツ)はホンダ シビックとS2000で製品をPR
  • 山田英二さんがお気に入りの1台として選んだのは、URAS(ユーラス)に展示されていたシルバーカー!?  まさかの展開に、「のむけん」こと野村 謙さんからお約束のツッコミが!
  • 当日はスイーツ、ご当地グルメなど数々のキッチンカーが参加し、イベントを盛り上げた
  • 九州カスタムカーショー2024 in 熊本は、2日間合計で9280名が来場した
  • 九州カスタムカーショー2024 in 熊本の会場となったグランメッセ熊本は、クルマだけではなくさまざまなイベントが開催される屋内展示場だ
  • この2024年度の復活をきっかけに、東北、北陸のように毎年開催を心待ちにする来場者の声も多かった
  • 福岡県大野城市にお店を構えるURAS(ユーラス)は、D1ドライバーの「のむけん」こと野村 謙さんのお店。当日は同じくD1ドライバーの息子さん、「のむけんJr.」こと圭市さんも参加
  • イベントを盛り上げてくれた皆さん。左からイメージガールの後藤佑紀さん、ゲストの山田英二さん、松本玲二さん、イメージガールの上運天美聖さん

2017年以来、7年ぶりに九州にカスタムカーショーが帰ってきた!

大規模なクルマイベントが開催される地域は、東京、大阪、名古屋といった主要都市が中心です。以前は九州地方でも実施されていましたが、2017年開催の「福岡カスタムカーショー」を最後に有名メーカーやショップが出展するショーイベントは開催されていませんでした。そのカスタムカーショーが場所を熊本県のグランメッセ熊本に変えて、7年ぶりの復活! 2024年10月に開催された、九州のクルマ好きが待ち望んでいたイベントの模様をお届けします。

地方都市でクルマ文化発展のために開催

全国区の有名メーカーやショップが数多く出展するカスタムカーイベントは、かつては九州エリアにも存在していた。「福岡オートサロン」が2001年にスタートし、2009年にひと区切りを迎えると、これに代わる後継イベントとして「福岡カスタムカーショー」が2010年に始まった。

福岡オートサロン時代から福岡ドーム(現みずほPayPayドーム)で催され、九州地方のカスタムカーファンにとっては、ある意味聖地のようなものだったが、諸々の問題により会場が使用できなくなったことで、2017年には福岡カスタムカーショーの開催地は北九州市の西日本総合展示場へと変更。そしてこの年で九州地方での興行は休止となり、2023年まで、大規模なカスタムカーショーや、その小規模版としてのカーイベントは九州地方ではしばらく実施されていなかった。

2024年10月5日~6日に開催された「九州カスタムカーショー2024 in 熊本」は、7年ぶりのカスタムカーショー開催となり、九州在住のクルマ好きにとっては、朗報以外の何物でもなかった。

熊本県が新たな開催地に

これまでの開催地はすべて福岡県だったが、この新たな九州カスタムカーショーは、熊本県を新天地として選択。場所は、クルマイベント以外にも展示会などさまざまな催し物が開催されるグランメッセ熊本となった。

今回の出展社数は56社。全国規模で有名なメーカーやショップをはじめ、地元九州で活動する関係各社も多数参加した。来場者にとっては、SNSや雑誌でしか見ることのできない有名メーカーのデモ車やパーツに実際に触れる楽しさや、九州を盛り上げようとしている関係ショップと直接触れ合うことができるという、貴重な機会を得られたことになる。

今回のスペシャルゲストとして来場したのは、山田英二さんと松本玲二さんのお二人。山田さんは「ターザン山田」または「ラーマン山田」として、市販車ベースのチューニングカーに乗せたら日本一ともいわれる、某チューニング系雑誌や映像メディアで人気のレーシングドライバー。

松本玲二さんは、説明する必要がないほど有名な日本を代表するバンド、TUBEのドラマーであり、自身もスーパー耐久シリーズなどに参戦するレーシングドライバーでもある。この2人のトークショーやサイン会にくわえて、各出展ブースを回ってお気に入りの1台を発表するなど、来場者を楽しませる企画も盛りだくさんだった。

なお、主催者発表によれば、2日間にわたる来場者数は、合計9280名(5日:3859名、6日:5421名)とのこと。東京オートサロンや大阪オートメッセと比較すると絶対数は多くないが、来場者数の増加はまだまだ期待できるはず。2025年の開催に関しては正式発表されていないが、九州在住の多くのファンが期待していることだろう。

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