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新車で買って33年11万キロ! いすゞ「ミュー」に惚れて「ジムニー」から買い替え…フレンチブルーとブリスターフェンダーがお気に入りポイントです

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)

今後の部品提供に不安が……

30年以上前に生産されたSUVを足グルマにしているということは、丈夫かつパーツをいまでも入手できるのだろうか……? そう思い、浅川さんにそのあたりの事情について伺ってみた。

「とくにトラブルも無く、手のかからないクルマでしたが、じつはつい先日まで修理工場に1年4カ月も入庫していました。今回の熱海のイベントに間に合わせるため、メカさんが頑張ってくれたので参加することができました。よかったです。やはり、最近は欠品パーツがあり、リペアや新たに部品を作製するのに時間がかかったとのことでした。過去にクラッチマスターとリアキャリパーを交換したことがあります。今後、部品調達がうまくいくのか、少し不安ですね」

ラジエターホースからの水漏れを完治させるために1年4カ月を費やしたそうだが、かなり前に水漏れが発生し、このときに入れた水漏れ防止剤がラジエターコア、ヒーターコアなどのあらゆる場所で目詰まりを起こしたらしいのだ。これを直し、さらにゴム配管が硬化したので交換することにしたが、専用品が欠品なので作製する必要があり、修理完了までの時間がかかったとのことだった。

現在、浅川さんは1978年式のMG「ミジェット1500」(2012年購入)と2005年式のアルファ ロメオ「GT 3.2 V6」(2017年購入)も所有しているが、ミューが長期入庫しているときに毎日通勤に使っていたのはミジェットのほうで、台風の日も乗り、ふた夏を走破している。2024年の夏は驚くほど暑かったが、連日乗っていたので調子よかったそうだ。

「今後、久しぶりに山へ走りに行きたいのですが、ダートを走ると振動で壊れるかもしれないので心配ですね。あと、くたびれた外装をキレイにしたいです。でも、資金的に無理かもしれません。欲しいクルマがたくさんありますが、増車の計画も未定ですね」

バイクも所有しており、1973年式のカワサキW3(従兄の形見で一生モノ)、2016年式のMV AGUSTA ブルターレ800(2024年に購入)、1980年式のスズキ ハスラー50(高校時代から保有。現在不動)という顔ぶれなのだとか。バイクのラリーで太平洋から日本海(能登)を目指し、奥さまと2台で走ってきたそうなので、浅川家の趣味生活は今後も充実したものになるだろう。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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