Gクラスの人気はまだまだこれからも続く
2025年1月25日、ボナムズがアメリカで開催した「The Scottsdale Auction」オークションにおいてメルセデス・ベンツ「250GD ウルフ」が出品されました。同車は、ニュージャージー州フレンチタウンのスペシャリストであるエクスペディション・モーター・カンパニーによる、2000時間以上のレストア作業が行われた1台でした。
軍用バージョンにはひとつのニックネームが与えられた
メルセデス・ベンツの「Gクラス」といえば、現在ではそのスタイルこそデビュー時から大きく変わらないものの、ファッショナブルで高級なSUVとして、世界中のカスタマーから愛される存在となった。しかしながらその歴史を紐解くと、ゲレンデヴァーゲンは、そもそも軍用車として開発されたモデルであり、その初代モデルが誕生したのは1979年とすでにその長さは40年を大きく超えることが分かる。
メルセデス・ベンツはシュタイア・ダイムラー・プフ社と提携し、オーストリアのガースで生産を行い、世界中の軍隊にそれを供給したが、ゲレンデヴァーゲンにはそのほかにも大きな可能性があることに早くから気づいていた。
それが民用車としての販売で、じっさいにメルセデス・ベンツは軍用モデルと同じ1979年から、民用向けバージョンの販売を開始している。それに前後して軍用バージョンにはひとつのニックネームが与えられた。今回ボナムズ社のスコッツデール・オークションにも出品された「ウルフ」がそれだ。
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