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ポルシェ「911ダカール」も北の大地を走った! 1000キロ弱のアドベンチャーラリー「シバレルラリー2025」に見る「大人の雪遊び」とは?

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

大人の遊びを思う存分楽しむことができる!

他にも、クルマに詳しくない若い女性スタッフの選考の賞があったり、アンバサダーの青木拓磨氏が選ぶ賞があったり、各参加者が受賞およびフィニッシャープレートを受け取りました。

パリダカで優勝経験のある三橋 淳氏は初回からこのシバレルラリーに参戦。

「シバレルは5回目なんですけども、今回初めて『滑らせステージ』で楽しいって連呼しました。理由は色々あるんですけど、以前は吹雪で何も見えないとか、逆に気温が上がりすぎて止まらないとか、走ってても楽しくない、と思うこともあったんですけど、今回設定された3ステージは全部楽しくてですね、思わず、おかわり(ステージ終了後に希望者が再度ステージを走行すること)させていただきました。滑らせて、みんなでわーわー、きゃーきゃー言う感じが好きで、すごく楽しめました。今回は派手に走ってる人がいっぱいいて、僕ももっと練習しないといけないなと思う機会でもありました」

と今回の感想を語っていました。

そのアンバサダーを務める青木拓磨氏は、5回目となる今年の大会を振り返り、

「4日間があっという間に終わってしまいました。毎回みんな仲良くなって同じ時間を過ごせています。ほんとはあと3日間ぐらいやりたいなと思ってしまいます。50人を超える参加者はもちろん、これに関わるスタッフ全員のホテルを押さえるっていうのも大変なことだったと思いますし、今年も暖冬でしたが開催前には最強寒波が来て、運営の皆さんも大変だったと思います。でもその努力のおかげで、こうやって安全に全員がフィニッシャープレートを受け取ることができました。ありがとうございます」

とこのイベントを締めくくりました。

ちなみに参加費用は、今回の大会(次大会の費用は変動の可能性あり)で車両1台とドライバーで17万8000円。ナビゲーターほか乗員1名(乗車定員内最大5名まで参加が可能)につき15万8000円(ともに4日間の宿泊費、朝食、そして2度の夕食を含む)となる。基本的には2名で参加なので33万6000円となります(宿泊のない場合は減額、基本チームごとにツインルーム使用のためシングルルーム希望の場合は3万5000円/名のオプション)。これを高いとみるか安いとみるかは人それぞれですが、今回の参加者たちもクルマを使った大人な遊びを思う存分楽しんでいる面々だということはよく分かりました。

コンペティティブなレースでもなく、車両を展示するだけのイベントでもない、この大人の雪遊び、一度体験するとやめられなくなるかもしれません。毎年プレエントリーは11月1日より受付を開始しています。ご興味ある方は、ぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか。

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  • 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)
  • 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)
  • 1969年生まれ。美術大学で日本画を学んだ後に、編集プロダクション数社を経てフリーランスライター&フォトグラファーに。編集者時代にかかわってきたモータースポーツ取材を続け、現在も2輪4輪問わず国内外のサーキットやラリーシーンを取材している。日本モータースポーツ記者会会員。
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