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なつかしい! 日産「サニー」やトヨタ「スターレット」に装着されていた「レーシング・フォージ」が削り出し鍛造ディスクで復活!

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)

  • サーキットユースを想定した13インチのレーシング・フォージ/4本スポーク/NR(レッド)が装着された310型サニー
  • レーシング・フォージ/ディシュモデルのFG(ゴールド)
  • レーシング・フォージ/4本スポーク仕様のNR(レッド)
  • レーシング・フォージ/4本スポーク仕様のNG(ゴールド)
  • 往時のマイナーツーリング・シーンで、レーシング・フォージは110型/310型サニーへの装着率が高かった
  • レーシング・フォージと共にウェッズスポーツ レーシングも展示
  • サーキットユースを想定した13インチのレーシング・フォージ/4本スポーク/NR(レッド)が装着された310型サニー
  • 4本スポーク仕様のNR(レッド)を装着すると、足もとが精悍な印象になる

ファンが多い鍛造3ピースホイールのレーシング・フォージ

レースで得たノウハウを注ぎ込んだスポーツ系から、新しい時代のトレンドを切り開くラグジュアリー系。そしてSUVの足もとを力強く支えるマッド系と、あらゆるカテゴリーのホイールを揃えるウェッズ。現在の最新技術(鋳造、強度解析)をプラスし、なつかしのホイールが復活している製品もあります。そのなかからRACING FORG(レーシング・フォージ)を紹介します。

当時の意匠をできるだけ忠実に再現

ウェッズは1969年に日本初のカスタムホイールであるエルスターを発売し、1977年には日本初となる鍛造3ピースホイール「レーシング・フォージ」の販売を開始した。それ以来、カスタムホイール界のパイオニアとして優れた品質を維持しながら、研ぎ澄まされた時代感覚で常に斬新な製品を開発。いつの時代にも業界をリードしてきた。

現在もカスタムホイール界のトップブランドとして、クルマ社会への貢献とカーマニアの夢を叶えるためにチャレンジしている。その一環および創立60周年記念事業のひとつとして、ファンが多い鍛造3ピースホイールのレーシング・フォージを復活させたのだ。

1977年当時のマイナーツーリング・シーンで、レーシング・フォージは110型/310型の日産「サニー」やトヨタKP型「スターレット」などへの装着率が高く、先鋭的なフォルムと類い稀な高性能でサーキットを席巻した。ウェッズは復刻するにあたって当時の意匠をできるだけ忠実に再現することに主眼に置き、エンジニアによって開発が進められた。

往時のオリジナルは金型鍛造ディスク+スピニングリム(圧延リム)だったが、復刻モデルでは削り出し鍛造ディスク+スピニングリムを採用している。素材や加工精度の進化により、強度が格段に向上した点がトピックだ。

またカーカス剛性が高い現在のレース用スリックタイヤを組み込むため、サーキットユースを想定している13インチでは専用リムを設定するなど細部にまで配慮した設計となっている。

デザインは、ディシュモデルのFG(ゴールド)と、4本スポーク仕様のNR(レッド)およびNG(ゴールド)の2フェイス/3タイプをラインアップ。いずれも4穴で、P.C.D.は114.3だ。ストリート&レーシングシーンに再び登場したレーシング・フォージは圧倒的な存在感を有し、究極のオリジナリティでサーキットに再び旋風を巻き起こすだろう。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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