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査定額が100万円違ったことも!人気のトヨタ30系「アルファード」でもボディ色違いで査定額の価格差は約30万円になることも

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TEXT: 萩原文博(HAGIHARA Fumihiro)  PHOTO: 萩原文博(HAGIHARA Fumihiro)

人気車アルファードの査定額をボディカラー別に調査

今回調査対象としたのは、2015年~2023年まで販売されたトヨタ30系「アルファード」。2017年12月に実施したマイナーチェンジ後のモデルで査定額を調べた。

2017年12月当時30型アルファードに設定されていたのは全7色。追加料金のない標準設定色は全グレード対象のブラック、グラファイトメタリック。標準モデル系専用のスティールブロンドメタリック、エアロタイプ専用色のダークレッドマイカメタリックの4色だ。そしてメーカーオプションのホワイトパールクリスタルシャイン、ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャイン、そしてエアロタイプ専用色のスパークリングブラックパールクリスタルシャインの3色を設定している。

知り合いの買取り業者に確認したところ、もっとも高い査定が出るのはホワイトパールクリスタルシャインとブラックの2色。査定が安くなるのがグラファイトメタリック、スティールブロンドメタリック、ダークレッドマイカメタリックの3色だという。つまり標準色はブラック以外の査定価格が安くなるということだ。

しかし、そこは人気車のアルファード。もっとも人気の高いホワイトパールクリスタルシャインと人気のない3色の査定時の差は30万円ぐらいだという。ほかの車種ではもっと差が付く車種もあるという。

最近では、軽自動車を中心にパステル調のボディカラーやルーフとボディを塗り分ける2トーンルーフ仕様が多くの車種に設定されている。査定に影響があるのは、ダイハツ「ムーヴ キャンバス」ぐらいで、それ以外のクルマではパステルカラーだから査定が安くなることや2トーンカラー仕様だから査定が上がるということはあまりないというのが現状だ。

自分の好きな色を選ぶのが一番だと思うが、休日のサービスエリアや観光地で見かけるクルマのほとんどが白(パール)、黒であることを考えると、多くの人はリセールバリューを考えてボディカラーを選んでいるので上手な買い方をしているといえる。

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