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RE Club Japanが発足!マツダも積極的にロータリー車存続に協力

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)

  • マツダの歴代スポーツカーの開発を担当した貴島孝雄さん。現在は山陽小野田市立山口東京理科大学工学部教授
  • マツダ商品開発本部ロードスターヘリテージマネージャーの山口宗則さん
  • マツダのパワートレイン開発本部長の松江浩太さん
  • FD3Sオーナーで発起人の島田学さん
  • FD3Sオーナーで発起人の佐伯亜希英さん
  • ロードスタークラブジャパン事務局の水落正典さん
  • 発起人メンバーで長年自動車メディアで活躍している小林和久さん
  • RE Club Japan Meeting Vol.0に参加したみなさん
  • 左から小林さん、島田さん、佐伯さん、水落さん。発起人4人と佐伯さんのRX-7
  • 駐車場には参加者が乗ってきたSA22などロータリー車がずらり
  • 駐車場には参加者が乗ってきたロータリー車がずらり
  • やはりRX-7が多い
  • じつは左のファミリアバンはロータリーエンジンを搭載。元ロータリー車オーナーも参加した
  • ファミリアSSやルーチェなどネオクラも来場
  • FD3SやFC3SといったRX-7が多い
  • 左のシャンテはロータリーエンジン搭載車
  • 3代目コスモ前期型。リトラクタブルライトは4灯式だった。セダンと2ドアをラインアップ
  • SA22型RX-7はイメージカラーだったマッハグリーン
  • 中期以降と思われるFC3S型RX-7
  • ユーノスコスモとコスモスポーツ。初代と最終のコスモが並ぶ
  • コスモスポーツがずらり
  • 右のコスモスポーツは、マラソン・デ・ラ・ルート84時間のレプリカ仕様
  • FC3S型RX-7のカブリオレ。幌だけに維持が大変そうだ
  • 最後のロータリー搭載のスポーツカーとなったRX-8(左)
  • トークショーなどが行われた会場には、佐伯亜希英さんのFD3S型RX-7が展示された
  • 佐伯亜希英さんと愛車のRX-7
  • トークショーなどが行われた会場には、佐伯亜希英さんのFD3S型RX-7が展示された

ロードスターのような結束力をロータリーオーナーにも

ロータリーエンジン搭載車の愛好家による新たな集まりが発足しました。その名は「RE Club Japan」。7月6日に神奈川県のマツダ横浜R&Dセンターにて初イベント「RE Club Japan Meeting Vol.0」が開催され、145名のロータリーフリークが集まりました。イベントの様子をお届けするとともに、RE Club Japan発足の経緯などを紹介します。

ロータリー車の情報交換の場を作る

マツダのスポーツカーといえばロードスターやロータリーエンジンを搭載したコスモスポーツやRX-7などがある。しかしロードスターのオーナーたちのように歴代モデルで集まりミーティングをするといったことは、ロータリーエンジン搭載車オーナーの間ではあまりなかった。確かにRX-7を中心としたサーキットイベントはあったが、集って情報交換を行うといったことは、ロードスター・オーナーたちに比べると少ないのが実状だ。

しかし、ロータリーエンジン搭載車も年数が経過し、コンディション維持のハードルが徐々に高くなってきている。そこでオーナーたちが情報や意見を交換する場があれば、いずれはロードスターのようにマツダとのコミュニケーションができるようになっていくのではと思いクラブ発足が動き出したそうだ。

マツダとしてもロータリーオーナーとの交流が出来る場は必要と考えていたようだ。現在レストアプログラムを行っているNAロードスターのように、クラシックマツダのプロジェクトでFD/FCの復刻パーツの供給を始めている。しかし、どのようなパーツが必要なのか、意見を集める場が存在しないことが問題だと感じていた。

このような思いや背景が重なり、FD3Sオーナーの佐伯 亜希英さんと島田 学さん、そしてクラブ運営のノウハウを持つロードスタークラブジャパン事務局の水落正典さん、長年自動車メディアに携わってきた小林和久さんの4名が中心となりRE Club Japanは発足した。

マツダのスポーツカー開発に携わった貴島さんの特別講演

今回のイベントは「Vol.0」と名付けられた。その理由は、一般的なオーナーズミーティングのようにクルマで集まってコミュニケーションを取るのではなく、室内でのイベントがメインとなったからだ。ただ、会場の駐車場には歴代ロータリーモデルが集まり、この光景だけでも壮観であった。

イベントは、マツダの関係者がロータリーエンジンの歴史や現状を説明したりするアカデミックな内容が中心だった。そのなかで多くの参加者が注目していたのが、マツダで長年スポーツカーの開発を担当していた貴島孝雄氏の特別公演だ。マツダがスポーツカーの前後重量配分50:50にこだわる理由や開発当時の秘話、そして歴代RX-7の開発現場でのエピソードなど、ここでしか聞けない話がたくさん飛び出していた。

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