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生産台数わずか50台と希少なシアタ「アミカ49」でヒストリックカーラリーに夫婦で挑む

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TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 奥村純一(OKUMURA Junichi)/沼田亨(NUMATA Toru)

アミカを取りに行くまでの道中でトラブル発生!

「クルマの調子も良いですし、天気も最高ですね。数年前には季節外れの大雪があり、ルートが積雪で直前に変更になったことがありました。本当にここを走れるの? と不安に思いながらも、細いタイヤが功を奏したのかトラブルなく、なんとかゴールにたどり着いたことも、今となっては楽しい思い出です」と泰明さん。

「ここに来るまでが大変だったから、もうトラブルは嫌よね」と比呂美さんは語る。

意味深なコメントに、その意味を尋ねてみた。

アミカは普段、メンテナンスを任せている長野県小諸市の「ストラダーレ」に預けているのだが、前日は普段乗りのアルファ ロメオSZで自宅から1時間弱走ったところでエンジンがストップし、JAFのお世話になった。そして、急遽レンタカーを手配して小諸へ向かい、アミカに乗り換えての参加だったそうだ。

エントリー車両のトラブルで3回のリタイアを経験しているというが、今回のようなトラブルは初めてとのこと。これまで28回も参加していれば、そんなこともあるのだろう。

「天気も良く、桜も綺麗だったので、オープンで走るには絶好のシチュエーションでした」と比呂美さん。

そしてハンドルを握る泰明さんは

「コースは例年に比べて距離も長く、上り坂も厳しかったので、小排気量のこのクルマには少しつらい内容でした。でも、20年付き合っているおかげで限界もわかっています。ゆっくり我慢の走りで乗り切りましたよ。今や数少ない山岳ラリーとして、これからも開催される限り楽しみます」

そして、PC競技でも見事クラス1位を獲得するなど、ご夫婦にとっても結果オーライな34回目のコッパディ小海であった。

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