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スバル「フォレスター」を極限リフトアップ!自作で本格オフローダーに仕上げる強者

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TEXT: 犬塚直樹(INUZUKA Naoki)  PHOTO: 犬塚直樹(INUZUKA Naoki)

  • スバル フォレスター:パートナーのクルマ酔いをきっかけに始まったカスタムの方向転換
  • スバル フォレスター:MOMOの革巻ステアリングをチョイス
  • スバル フォレスター:一見するとドグミッション風にも見える、オリジナルの延長シフトレバーとノブ。コンソールのスイッチボックスはLED補助灯のスイッチだ。周りの金属プレートも自作している
  • スバル フォレスター:フロントシートは2脚ともRECARO SR-3を装備している
  • スバル フォレスター:グリル前のU字のガードバーは、制作したバンパーにボルトで固定するタイプボンネット前のバグガードは、ネット通販で購入した
  • スバル フォレスター:とくに最近はご家族とアウトドアに出かけるため、ちょっとした日陰ができるスミッティビルトのサイドオーニングが重宝しているそうだ
  • スバル フォレスター:真っ暗なオフロードでも、サイドの照明があるため不安はない
  • スバル フォレスター:真っ暗なオフロードでも、サイドの照明があるため不安はない
  • スバル フォレスター:自作のラック前には、ネットで見つけたLEDライトを8基連ねて装着。ライトの収まりに違和感がない点も、オーナーさんのこだわり
  • スバル フォレスター:風切り音が出にくくなる形状を意識して制作している
  • スバル フォレスター:ルーフラックのサイドにサイドオーニングを取り付けている
  • スバル フォレスター:前後のバンパーの黒を繋ぐコーディネーションを考えた。真っ白なボディサイドに黒のポイントを入れたかったため、50mmオーバーフェンダーを装着している。それに合わせて、ツラ合わせの50mmスペーサーを装着
  • スバル フォレスター:前後のロアアームと同色のオレンジ色に、ブレーキキャリパーを塗装している
  • スバル フォレスター:ショックアブソーバーはCUSCO製の純正形状タイプをチョイス。減衰のみ調整できる
  • スバル フォレスター:スプリングは純正
  • スバル フォレスター:完全オリジナルで作成した、フルスチール製のSH5型フォレスター専用ルーフラック。横のラダーは社外の製品となっている。ラックに取り付けるステーを自作し、上のラックの接続部分を支点にして畳んで載せられるようになっている。天板の枚数などで強度と軽量化のバランスを考えて、重量は約30kgになった
  • スバル フォレスター:純正バンパーの下側をカットした部分に、スチール製の薄型バンパーをビルトインした
  • スバル フォレスター:撮影時にはつけていないが、オリジナルのヒッチに装着できる網かご型のトレーを装備できる。子どもが乗れるペダルカーくらいが積載できる大きさだ
  • スバル フォレスター:テールランプはスモーク化
  • スバル フォレスター:マフラーはリアのパートのみHKS製のデュアル出し。取り付け位置もマウントで高さを調整している。オレンジ色のリアのロアアームはインプレッサ用の社外品だ
  • スバル フォレスター:ホイールはA-TECH シュナイダーAS-05 16x7J +48。これに50mmスペーサーを組み合わせている。タイヤはTOYO OPEN COUNTRY M/T 235/85R16。5インチアップしたことで、直径800mmをオーバーする大径サイズのタイヤをようやく装着することができた
  • スバル フォレスター:完全自作のアイアンバンパー。フォグライト部やアンダーガード部に冷却用のホールを設けている。オーナーの経験に沿った作りになっていた
  • スバル フォレスター:最大125mmアップを実現した

自作パーツで悪路走破性を極限まで高める

スバル「フォレスター」を本格タフローダーへと進化させたオーナーがいます。きっかけは、パートナーの「クルマ酔い」でした。ローダウン仕様をやめ、少しだけ車高を上げたところから、カスタム魂が再燃。オーナー自身が働く実家の鉄工所で、バンパーやリフトアップブロックを自作。車高125mmアップを実現し、大径タイヤが似合う迫力の姿に変貌しました。

パートナーのクルマ酔いをきっかけにカスタムの方向性を180度転換

SUVイメージが強いスバル車のなかで、とくに悪路走破性能に長けているのがフォレスターである。オーナーが8年前にクルマを探した際、4WD、MT、ターボエンジン搭載という条件で辿り着いたのがフォレスターだった。

当時は、腰高なスタイルでありながら、走りのイメージに振った車高調式のショックをローダウン側に設定して乗っていた。しかし、同乗する奥様の車酔いを誘発させてしまったため、4年ほど前に純正車高に戻そうと考えた。

ところが、オーナーの心の片隅にあったカスタム心が動き出す。

「下げるのがダメなら、せめて3センチほど上げてみよう。そうすれば、ノーマルスタイルではないし、車高を上げることは奥さんのクルマ酔いに影響する乗り心地にも好転するだろう」

という発想から、リフトアップへと方向転換した。

当初は車高調式のショックからノーマル車高の社外ショックに交換し、ノーマルスプリングと組み合わせて1年ほど乗っていた。その間にSNSなどでトヨタ「タコマ」や「4ランナー」をオーバーランド仕様にカスタムしているのを見て触発された。より大径のM/T(マッドテレーン)タイヤを履けるフォレスターを作るべく、さらなるハイリフト化に着手した。が、3センチほどのアップではオーバーランドサイズのタイヤは履けない。そこで、ハイリフト化と並行し、ご自身の職場でもある実家の鉄工所にて、まずはフロントのアイアンバンパー制作に着手した。

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