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青春を謳歌した“三菱ランタボ”を再び購入!かつての昭和の走り屋が選んだ大人仕様のセッティング

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

純正スタイルを基本とする「大人のドライブ仕様」

購入後のチューニングは、昔のように峠を攻めるわけではなく、ライトな当時スタイルを楽しみながら快適に乗れるように施した。エンジンは無理をさせずに純正スタンダードのままである。経年劣化する水まわりやサクション系のホースを交換した。エアクリーナーも純正ボックス装着のノーマル状態をあえてキープ。エンジンルームでは唯一の社外品が、クスコ製ストラットタワーバーを装着させていることである。

足まわりもストリート仕様として、当時のようにガチガチに固めるのではなく、程よく動き快適に乗れるようにサスペンションを構成した。フロントは車高調サスにゆるめの直巻スプリングをセットして車高を落とした。リアはトヨタ「KP61型スターレット」用のサスを流用して取り付けている。

「街乗りではこの組み合わせがリーズナブルに楽しめて良いですね」

オーナーズクラブのつながりがあるから維持できる

ワタナベホイールを装着したA175ランサーEX1800ターボGTは、昭和のクルマならではの角ばったコンパクトなボディに、当時だからこそ体感できるパワフルなターボエンジンの加速が魅力である。すでに40年以上が経過しているため、補修パーツの入手は大変であるが、中村さんはランタボオーナーズクラブ「LEON」に所属している。

クラブには詳しい人物が多く存在するため、相談すると良い方向へと導いてくれる。旧いクルマの場合、とくにスペアパーツの入手が困難になるため、こうした仲間とのつながりは大切である。中村さんはこのつながりを活かし、日々楽しめるランタボライフを再び始めている。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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