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【試乗】改めてメルセデスGLBに乗ったら驚いた!最新SUVと比較しても第一級の仕上がり

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TEXT: 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)  PHOTO: 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)

  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:Dシェイプデザインのナッパレザーの本革巻スポーツステアリング
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:電動調節機能による最適なシートポジションを設定できるフロントシート
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:ブラック本革を使用したキャビン
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:ラゲッジスペースは、3列目を折り畳めば奥行910mm(=筆者実測値)に広がり、スッキリとキレイにフラットになる
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:サードシートは、シートそのものの造りがかなり堅牢であることが扱ってみるとわかる
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:視認性が良好なメーターパネル
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:ヘッドレストを使用状態まで引き上げると、最終的な使用状態で微妙に角度が起き、少しでも適正に機能するよう配慮している
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:背もたれの展開、折り畳み時に「チャッ!」というラッチが噛む音も、たとえばズドンと重々し過ぎず、いかにも精度が高そうな心地いい音だ
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:メルセデス・ベンツの車内空間を彩るアンビエントライト
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:ボディサイズは全長4660mm×全幅1845mm×全高1700mm
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:メルセデス・ベンツというとまずエンブレム(=ブランド)に目が行きがちだが、じつはまさに超実用車である
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:センターコンソールのパネルも使いやすい
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:空調コントロールパネルの使い勝手がいい
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:シフトレバーはステアリングの奥に配置される
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:リアハッチには「4MATIC」のエンブレムを備える
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:パワートレインは最高出力150ps(110kW)、最大トルク320Nmを発揮する2L直列4気筒ターボ
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:アダプティブダンピングシステム付きサスペンションも標準化されている
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ:最小回転半径が5.5mだから、じつに扱いやすい
  • メルセデス・ベンツ GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ

熟成極まった超実用車の真価

2025年夏、メルセデス・ベンツGLBに新たな仕様「アーバンスターズ(Urban Stars)」が追加されました。これまでオプションだった装備が標準化され、さらに快適性を高めたのが大きな特徴です。今回は、このメルセデス・ベンツ「GLB 200 d 4MATIC アーバンスターズ」が実際の走りでどのような魅力を見せるのかを確かめるべく、街中から郊外まで幅広いシーンで試乗してみました。

販売力に衰えを感じさせないメルセデス・ベンツSUVの人気度

現行のメルセデス・ベンツGLBが日本市場にお目見えしたのは2020年6月である。すでに5年以上のモデルライフを経ている。ところが、JAIA発表の2024年1〜12月の外国メーカー車モデル別新車登録台数順位のデータによれば、GLBは4位/6142台。人気SUVモデルとして依然、存在感を示している。ちなみに同データでは、GLCがさらに上の2位(7074台)、そしてあのGクラスも7位(5573台)に入っている。メルセデス・ベンツのSUVは強力である。

GLBに話を戻す。今回試乗したのはGLB 200 d 4MATICの、2025年8月に追加された仕様「Urban Stars」である。Aクラス系の各モデルにも設定された同名の仕様に準じて、本革シートを含むAMGレザーエクスクルーシブパッケージやAMGラインパッケージといった、これまで有償オプション扱いだった装備を標準装備する。また、このGLBではアダプティブダンピングシステム付きサスペンションも標準化されている。

改めて実車に接してみると、まず実感するのは扱いやすさだ。全長4660mm×全幅1845mm×全高1700mm、ホイールベース2830mmというサイズ感は日常使いにも抵抗感なく馴染む。しかも最小回転半径が5.5mだから、じつに扱いやすい。その意味で言えば、メルセデス・ベンツというとまずエンブレム(=ブランド)に目が行きがちだが、じつはまさに超実用車である。

もちろん内装の仕上げも入念であることは実際に使うと実感する。GLBならではのサードシートは、シートそのものの造りがかなり堅牢であることが扱ってみるとわかる。ヘッドレストも使用状態まで引き上げると、最終的な使用状態で微妙に角度が起き、少しでも適正に機能するよう配慮している。サードシートは身長168cmまでが推奨とのことだが、外観から想像するほど“押し込められた感”がない。

また、セカンドシートはサードシートと同時使用時にフロントモーストまでスライドさせても、大人でも着座状態でヒザ前には十分な余裕があるほどだから、じつに実用的だ。

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