装備増で価格据え置き!BYDドルフィン改良モデルで「日常体験の質」が劇的進化
BYDがコンパクトEV「ドルフィン」を改良しました。注目は何と言っても価格を従来からの据え置き設定としたことにあります。新装備としてステアリングヒーターや50W充電、シートベンチレーション(ロングレンジ)を追加。補助金(35万円)の適用で、より身近になった最新EV進化の全貌とは? 日常の質を高めるアップデートに注目です。
日本ユーザーの声を反映した快適装備と最新デジタルの連携
BYD Auto Japanは、日本国内で販売する5モデルのなかで最小の電気自動車となる「BYD DOLPHIN(ドルフィン)」の装備を見直し、全国の正規ディーラーで販売を開始した。BYD DOLPHINは取り回しの良いボディサイズ、十分な航続距離、発火の危険性が極めて低く耐久性の高い独自のブレードバッテリー、そして価格を超える装備内容が評価されてきたモデルだ。今回の改良では日本ユーザーの要望を反映し、主に快適性と先進性を強化している。
今回のアップデートでは全車にステアリングヒーターと雨滴感知式ワイパーを新たに装備。天候や季節を問わず扱いやすさの向上を図った。またスマートフォン連携を意識してデジタルNFCキーを採用し、冷却ファン付き50Wワイヤレス充電を標準装備。従来ロングレンジモデルに15W仕様として備わっていたワイヤレス充電は出力が大幅に向上し、両グレード共通装備となった。
補助金適用で驚きのコストパフォーマンスの299万2000円から
ラインアップは2グレード構成で、ベースラインは総電力量44.9kWhで一充電走行距離415km( WLTCモード )、価格は299万2000円。ロングレンジは58.56kWhで航続距離476km、価格は374万円となる。両グレードともCEV補助金35万円が適用されるため、実質的な購入価格はさらに抑えられる。
細かな改良も光る。助手席側ドアハンドルにはマイクロスイッチを追加し、日常の操作性を改善。ボディカラーでは要望の多かったスキーホワイトが全車に設定され、従来のアーバングレーは廃止された。上位グレードのロングレンジには快適性をさらに高める専用装備を用意。運転席と助手席にシートベンチレーションを採用し、暑い季節の快適性を向上させる。足もとには新デザインの17インチアルミホイールを装備し、ベースラインは16インチホイールだ。
今回の改良により、スマートキーの代替となるデジタルNFCキーや高出力ワイヤレス充電など、日常生活に密接した機能が強化され、より身近なEVとしての使い勝手が高まった。
【AMWノミカタ】
ドルフィンは2023年9月に日本に導入されたモデルだが、当初の価格はベースモデルが363万円、ロングレンジが407万円という設定だった。2025年9月に価格改定が行われ、ベースラインは299万2000円、ロングレンジは374万円と大幅な値下げを敢行。
今回のアップデートは、全車にステアリングヒーターや雨滴感知式ワイパー、50Wワイヤレス充電器、デジタルNFCキーなどが装備されたにも関わらず、値上げは行われていない。ロングレンジモデルではさらにシートベンチレーションも標準装備されるというから驚きだ。この300万円クラスで400km走行ができ、装備が充実している小型EVモデルのパッケージは、競合モデルに対するベンチマークになるだろう。
今回の改良は走行性能ではなく、EVモデルとしての「日常体験の質」を重点的に高めた点も、BYDが評価の厳しい日本市場を開拓しようという意気込みを感じることができる。












































