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四半世紀超えても現役! 前期型W124メルセデス・ベンツ300Eへの「偏愛学」

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TEXT: 宮越孝政(MIYAKOSHI Takamasa)  PHOTO: 宮越孝政(MIYAKOSHI Takamasa)

見た目はオリジナル、機能面はアップデート
人生を楽しみながらいつくしむ初期型300E

足もとには、純正のスチールホイールとホイールキャップを装着している。このキャップ仕様にも、こだわりが貫かれている。前期仕様特有の、中央のスリーポインテッドスターにメッキ加飾が施されていないタイプだ。初期型のディテールを細かく知る人には外せない装備である。

また、安全を考えたメルセデス・ベンツならではのヘッドライトワイパーもオプション装備されている。電動ラジオアンテナのスイッチも完動品だ。時代を感じさせる装備を丁寧に維持し、使用できる状態に保っている点に、このクルマへの愛を感じずにはいられない。

一方で、昭和時代のメルセデスでもあるため、現代化も少しずつ行っている。ヘッドライトやナンバー灯など、暗いランプ類にはLEDタイプを装着した。さらに、故障して鳴らなくなってしまったオーディオは、ネオクラシックの定番ともいえる「コンチネンタル」製に交換されている。じつはロゴの部分を「Mercedes Benz」にカスタマイズしており、全体の雰囲気を崩さない工夫も忘れていない。

また、機関系のリフレッシュにも余念がない。定番のラジエーターなどはしっかりと交換されており、現在お住まいの関西地区から、“green877”さんのご実家がある関東まで何も問題なく走ってくれる状態だ。今後はいよいよ、内外装に手を入れていくという。W124の定番であるシートの擦れがこのクルマにも出ているが、初期モデルのブラック内装生地は、残念ながら今のところ見つけることができていない。どのようにリペアするかは悩みどころであり、前期モデル特有のダッシュボードの割れ修理なども、これからの課題となっているそうだ。

もっとも印象深い思い出は、購入時の引き取りだという。ご自身で積載車を運転し、関西から中部地方までクルマを迎えに行った際の嬉しさは、今でも忘れられない。長く愛し続ける喜びが、その一言に凝縮されている。

お子さんのためにリアシートにチャイルドシートを装着し、大切な家族と一緒に守りながら走れることも、このW124 300Eの大きな魅力だ。このクルマに乗ることは「人生の楽しみ」とも語る“green877”さん。彼にとってこの300Eは、単なるヤングタイマーなクルマではなく、時代を超えて信頼できる相棒なのだ。

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