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ヤナセでの偶然の出会いから33年。ベンツEクラスとオーナーが共に歩んだ14万キロの人生

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TEXT: 宮越孝政(MIYAKOSHI Takamasa)  PHOTO: 宮越孝政(MIYAKOSHI Takamasa)

  • メルセデス・ベンツ 300E:33年という歳月を感じさせない300Eとオーナーの“wonder FOUR”さん
  • メルセデス・ベンツ 300E:清潔に保たれた室内。33年間の風化を感じさせないのは、大切にされてきた証拠だ
  • メルセデス・ベンツ 300E:メルセデス伝統の硬めのシートは、14万キロを超えてもなお、オーナーの腰を支え続ける
  • メルセデス・ベンツ 300E:ゼブラのウッドも経年劣化により傷んで割れている。この辺はリペアしていきたいところだそうだ
  • メルセデス・ベンツ 300E:トラックとの接触事故を経て後期フェイスに換装されたフロント。艶あり塗装のバンパーが気品を添える
  • メルセデス・ベンツ 300E:整備の行き届いたエンジンルーム。日常的に動かしているからこその「生きた」輝きがある
  • メルセデス・ベンツ 300E:セダンの黄金比とも言えるリアビュー。ビルシュタインのショックで整えられた姿勢が美しい
  • メルセデス・ベンツ 300E:クーラントサブタンクや、ウォッシャーのタンクも正規ディーラーで点検をしているのでこまめに交換されており綺麗だ
  • メルセデス・ベンツ 300E:ヘッドガスケットのオイル漏れやエキマニからの排気漏れなどもなくこまめに交換されているのが伺われる
  • メルセデス・ベンツ 300E:当時のままの「習志野33」ナンバー。新車時から33年間の歴史を物語る重要なディテール
  • メルセデス・ベンツ 300E:控えめに主張する「300E」の文字。W124なかでも、直列6気筒の滑らかさを象徴するモデル
  • メルセデス・ベンツ 300E:レンズの曇りもなく、完璧に維持されたリアコンビネーションランプ周り
  • メルセデス・ベンツ 300E:R107用のホイールを選択。控えめながら足元の存在感を高める、オーナーこだわりのチョイス
  • メルセデス・ベンツ 300E:正確に時を刻み続けるアナログメーター。14万キロは、このクルマにとってはまだ通過点
  • メルセデス・ベンツ 300E:当時からの付き合いを証明する、黄色のヤナセステッカー。オーナーの信頼の証だ
  • メルセデス・ベンツ 300E:124が新車当時はこのベースのカラーがブルー系であったが傷んでしまったのでディーラーで現行タイプに張り替えている。こんなとこもメルセデス・ベンツならではである
  • メルセデス・ベンツ 300E:後期型の意匠である「サッコプレート」に合わせたグリル周り。違和感のない仕上がりは純正部品の証だ

特に欲しいわけではないベンツと14万キロ
33年ワンオーナーのメルセデスW124 300E

1992年式メルセデス・ベンツ「300E」。ヤナセからの偶然の提案から始まった付き合いは、気づけば33年、走行距離14万5000キロを超えました。当初は「とくに欲しいクルマだったわけではない」と語るオーナーの“wonder FOUR”さんですが、なぜ一台のクルマをこれほど長く愛し続けられるのでしょうか。そこには「最良の道具」としての完成度と、人生を共に歩むなかで生まれた数々のドラマがありました。珠玉のワンオーナー車が紡ぐ、四半世紀の時を超えた絆の物語をお届けします。

偶然の買い取り話が生んだベンツとの出会い
年式落ちで好条件がそろった在庫車だった!?

「このクルマがどうしても欲しかった、というわけではないんです」

オーナーとこのW124との出会いには、少し意外な背景がある。以前乗っていたのはオペル「ベクトラ」。当時、オペルの正規代理店はヤナセへと移行するタイミングにあり、今後のメンテナンスの相談でヤナセを訪れた際に「オペルの営業車が足りないのでこのクルマを買い取りたい」という話になったという。そこで代替的に提案されたのが、ヤナセ扱いの車両であったメルセデス・ベンツへの買い替えだった。その流れのなかで、この300Eと出会うことになったのだ。

そう語る“wonder FOUR”さんだが、その言葉とは裏腹に、目の前のW124 300Eは1993年の新車購入から現在まで、33年間ワンオーナーで14万5000km乗り続けられてきた1台だ。この300Eは1992年式。購入当時は年式落ちの在庫車だったため、条件的にも魅力があったという。検討段階ではアメリカ車を含め、ヤナセ取り扱い車種を幅広く見ていたというが、決定打となったのは「サイズ感」だった。

「とくに欲しいクルマがあったわけではなく、日常で無理なく使えるセダンとしてちょうど良かったんです」

結果的に選んだW124は、奇をてらわない端正なスタイリングと、質実剛健な作りで、長期所有に十分応える素質を備えていた。“wonder FOUR”さんはこの300Eのほかに、1975年式BMW「2002」を新車から所有し続けている。ご実家のお隣がクルマ屋だったという縁もあり、クルマとの付き合いは常に「自然体」。4ドアセダンを好み、現在はクーペや、このW124を含めて合計5台を所有している。

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