リバイバルカーの横綱「フォードGT」の価値が爆上がり! ガルフカラーを纏ったヘリテージ・エディションに驚愕のビット!!
2000年代初頭、名車のリバイバルブームの頂点に君臨したのがフォード「GT」です。かつてル・マンを4連覇したフォード「GT40」を現代に蘇らせた生粋のスーパーカーは、今やオークションで驚異的な価格で取り引きされています。今回はRMサザビーズ「MIAMI 2026」に出品された、走行距離わずか1067kmの限定車「ヘリテージ・エディション」の圧倒的な価値と魅力に迫ります。
歴史的アイコンとなる「フォード GT40」復活版はフォード創立100周年事業として企画された!
フォルクスワーゲン「ニュービートル」やフォードの4代目「マスタング」などを契機として、2000年代初頭は往年の名車のリバイバルモデルが世界中で流行した。そんななかでも、2004年に発表された「フォード GT」は、オリジナルの再現度からパフォーマンスに至るまで、ムーブメントの頂点に立つモデルだったと言える。
今回のオークションレビューでは、RMサザビーズ北米本社が2026年2月にフロリダ州で開催した「MIAMI 2026」に出品された、1台のフォード GTに注目する。
フォードは創立100周年記念事業の一環として、北米国際自動車ショー(デトロイトショー)にてレトロスタイルのフォード GTを初公開した。このモデルは、1966年から1969年まで4年連続でル・マン24時間レース優勝を果たすなど、モータースポーツシーンで大成功を収めたレーシングカー「フォード GT40」を称えるものだ。往年のGT40を近代化したスタイリングを与えられつつ、デトロイト製の量産車としては前例のない驚異的なパフォーマンスを誇る生粋のスーパーカーであった。
パワーユニットは、5.4リッターのV型8気筒DOHCエンジンにリショルム式スーパーチャージャーを組み合わせ、最高出力558ps、最大トルク678Nmをマーク。英国リカルド製6速MTとヘリカル式LSDとの組み合わせで、最高速度は205mph(約330km/h)、0-60mph(約97km/h)加速3.3秒という驚異的な動力性能を実現した。
このパフォーマンスは、同時代のポルシェ カレラGTやメルセデス・ベンツ SLRマクラーレンなど、現在ではハイパーカーの創成期として認知されている超弩級モデルたちと肩を並べるものであった。
ル・マン連覇を果たした1968年ガルフカラーを纏う限定モデル「フォードGTヘリテージ・エディション」
新生フォード GTは2005年モデルとして発表されながらも、生産は2004年に開始された。その組み立てには、当時アメリカのレーシングカー分野で名を馳せていたサリーンが協力している。
当初は1500台の限定生産を目指すと発表されたが、絶大な人気を博したことから生産を拡大。翌2006年も継続されたが、生産期間はわずか2年間にとどまり、その間に製造されたのは4033台であった。
最終モデルイヤーとなる2006年には複数の限定バージョンが用意されたが、なかでもアイコニックだったのが「ヘリテージ・エディション」である。「ヘリテージブルー」のボディに「エピックオレンジ」のストライプを施したこのモデルは、所有者が好みの番号を追加できるホワイトのラウンデル(ゼッケン用のサークル)を特徴としていた。
このカラーリングは、名将ジョン・ワイア率いる「ガルフ・オイル」チームに所属し、1968年および1969年にル・マンを連覇したフォード GT40(シャシーナンバー「P/1075」)にインスパイアされたものだ。ヘリテージブルーは元祖ガルフカラーの「パウダーブルー」、エピックオレンジは「マリゴールド」を、現代的なエッセンスを加えて再現していた。




































































































































































































