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傘のパーツを流用!? スズキ カプチーノに散りばめたオーナーの愛と小技

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循(NAGAO Jun)  FACT CHECK: 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)

年に数回クラシックカーイベントが開催される街
糸魚川に年式縛りのない新たなイベントを開催!

2025年11月1日(土)、新潟県糸魚川市で開催されたイベントが「第1回糸魚川クラシックスポーツカーフェスタ2025」だ。これは、年にいくつものイベントが開催され「クラシックカーの街」として知られる新潟県の糸魚川市で新たに始まったヒストリックカーイベントである。

イベント名には「クラシック」と謳われてはいるが、実際には年式の厳密な縛りはなく、会場に集まったスポーツカーは1957年のMG「A」から2010年式のフェラーリ「458イタリア」まで、バラエティに富んだ面々がおよそ50台。そんななか、往時のABCトリオの一翼を担ったスズキ カプチーノの姿も、もちろん会場内にあった。

細かなディテールにオーナーの趣味とセンスが散りばめられていた「さりげない」絶妙カスタム!

「もともと義妹が乗っていたクルマでしたが、彼女が手放すと聞いたので2008年に譲ってもらい、それ以来乗り続けています」

と語るのは、こちらの1992年式カプチーノのオーナー、桜井正人さん。このカプチーノ以外にも1975年式トヨタ「セリカ1600GT」などを所有するという自他共に認める国産スポーツカー好きだ。

このカプチーノ、パッと見た限りはフルノーマルにも見えるが、仔細に見ていくと細かなディテールにオーナーの趣味とセンスが散りばめられていた。

「元のボディカラーも赤でしたが、じつはフェラーリのような深い赤で全塗装しています。エンジン自体はノーマルですが、プーリーなどは交換、ショックもカヤバのストリートに交換しています」

と、そのこだわりは目に見えない部分にまで及ぶ。

ストラットタワーバーが奢られたエンジンルームから室内に目を移すと、各部はウッドパーツが奢られ、リアのバックランプはLEDに。さらにアンテナのカバーには傘の石突を流用(!)するなどの小技も。

そして、そのいずれもがもともとそうであったかのようにさりげなく、「やってやった感」が見られないのが好ましい。この絶妙なさじ加減も、長年旧車趣味を楽しんできたオーナーならではのものと言えるだろう。

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 1960 年生まれ 大学卒業後ベストカーガイド編集部勤務。1990年オートスポーツ誌に転職、1992年F1速報誌(アズエフ)編集長。1995年月刊ビデオマガジン編集部に転職、1996年ベストモータリング編集長(のち局長兼務)。2005年ネコパブリッシング・イベント本部長/4輪編集局長兼務。2015年交通タイムス社に転籍、2020年より現職(総編集局長)自動車の分野に問わずオールマイティだが、特に旧いモータースポーツとクラシックカーに造詣が深い。愛車は1969年DATSUN Fairlady SRL311/YAMAHA RD250ほか

 

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