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ホンダ「N-BOX JOY」試乗! 競合車のSUV路線に逆行する「くつろぎ」コンセプトで、室内も乗り味も上質に仕上がっていた

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TEXT: 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)  PHOTO: 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)

  • ホンダ N-BOX JOY:「ふらっとテラス」の快適さは、わが家のシュンが撮影中に居眠りして身をもって証明した
  • ホンダ N-BOX JOY:後席を倒すだけでチェック柄の広大な「ふらっとテラス」が出現する
  • ホンダ N-BOX JOY:前後シートを展開すれば、足を伸ばしてくつろげる広大なフラットスペースが生まれる
  • ホンダ N-BOX JOY:英国調チェックの撥水シートは温かみがあり、汚れにも強い実用的な一枚だ
  • ホンダ N-BOX JOY:後席もチェック柄で統一され、広々とした空間が心地よい雰囲気をつくり出す
  • ホンダ N-BOX JOY:水平基調のインパネは視界が広く、運転のしやすさと居心地のよさを両立している
  • ホンダ N-BOX JOY:ボタニカルグリーン・パール&ブラックの2トーンは都市にもアウトドアにもなじむ
  • ホンダ N-BOX JOY:ブラックのドアロアーガーニッシュが視覚的な重心を下げ、どっしりとした安定感を強調する
  • ホンダ N-BOX JOY:リアもブラックのガーニッシュで統一し、引き締まった印象をボディ全体に宿している
  • ホンダ N-BOX JOY:リアに定番のN-BOXエンブレムが備わる
  • ホンダ N-BOX JOY:シリーズの個性を象徴する「JOY」のバッジがボディに刻まれる
  • ホンダ N-BOX JOY:白いHONDAエンブレムはブラックグリルとのコントラストで引き締まった印象をもつ
  • ホンダ N-BOX JOY:658ccターボエンジンは日常域でのレスポンスも軽快で不満を感じない
  • ホンダ N-BOX JOY:アクティブフェイスパッケージ装着車は白いHONDAエンブレムが個性的なフロントマスクを演出する

誰もがリラックスできる軽として独自路線を貫くホンダ「N-BOX JOY」は、走りも一級品だった!

ホンダ N-BOX JOYは、同車格のライバルがSUV路線を競い合う中で、「誰でも気軽にリラックスできるクルマ」という独自路線を貫いています。英国調チェック柄のシートが演出するちょっと上質な室内空間や、スタッドレスタイヤ装着でも際立つ軽らしからぬしっとりとした乗り味が光ります。2024年9月に追加されたN-BOXシリーズ第3のモデルを、ターボ4WDで試乗しました。

他メーカーSUV系ライバル車種とは明らかに一線を画す独自の「道具感」を際立たせるアプローチ!

巷で人気の軽スーパーハイトワゴンの中でも、とりわけクロスオーバー系のモデルは個性派揃いだ。昨年秋に2代目が正式発表された三菱デリカミニを筆頭に、スズキ・スペーシアギア(こちらも2代目)、ダイハツ・タントファンクロスと、それぞれが存在感を示している。

そんな中で、やや毛色が違っているのがホンダ N-BOX JOYだ。競合他車同様、ポジション的には標準車・カスタム系に続く第3のシリーズながら、そのアプローチは独特だ。他車がいわゆるクロスオーバーSUV系のテイストに振っているのに対して、2024年9月に追加設定されたN-BOX JOYは「誰でも気軽にリラックスした時間を満喫できるクルマを目指して開発された」(発表時のニュースリリースより)という。「日常をもっとアクティブに楽しむための頼れる道具感を際立たせた」(同)のがポイントだ。

実は筆者は、実車にじっくりと接するのは今回が初めてとなる。とはいえ、こういうレトロ調で個性的なタイプはリラックスして乗っていられ、決して嫌いではないので「なかなかいいね」と思った次第だ。試乗車はディーラーオプションのアクティブフェイスパッケージを装着しており、フロント部分のホンダ標準エンブレムが白いHONDAのロゴに替わっている。このアメリカンな(? )顔つきも悪くない。ベルリナブラック塗装の鉄ホイール+ハーフホイールキャップ+メッキホイールリング(ターボ車のみに装着)、金属板をプレス成型したような塊感のあるブラックのアッパーグリル、コーナーをブラックで引き締めたバンパー、サイドのドアロアーガーニッシュなど、決して大げさではないが要所にアクセントをちりばめたセンスも好感が持てる。

英国調のチェック生地が演出する上質なインテリア

インテリアも、実に心地よい設えになっている。とくに注目なのがシート表皮だ。英国の高級ブランド、アクアスキュータムの色合いとバーバリーのパターンのいいとこ取りをしたようなチェック柄は、プレーンながら温かみがあり、車内の居心地をよくしている。見た目の良さだけでなく、この表皮は撥水ファブリックを採用。各シートの座面と背もたれ(ターボ車はプライムスムースとのコンビ)、フロントシートアームレスト、リアシート背面、ラゲッジ部分のスライドボード上面にも広範囲で贅沢に適用している。後席を畳んでフラットな状態を作り出すと、スッキリと連続感のあるスペースが現れる。

このチェック柄は、表面の撥水加工に加え、汚れの目立ちにくいベージュに補色関係にあるオレンジとブルーの色糸を混ぜることで、落ち着いた色彩に仕上げてあるという。リアシート背面部分の凹凸を意識させないためのプレートや、クッション材で裏打ちされたマット部分への配慮も施されている。これらによってフルフラット状態で足を伸ばしてくつろぐ「ふらっとテラス」モードが楽しめる仕掛けだ。筆者がそのポーズで写真に収まってはいかにも見栄えが悪いので(だいいちカメラを構えているのは筆者自身だから)、わが家のシュンをモデルにしてみた。心地よい場所がこよなく好きな彼は、数十カットものシャッターを切り続けているさなか、あろうことか途中で居眠りを始めた……というのは実話である。N-BOXカスタムに対してフロア後端を80mm高い設定とすることで、ほぼフラットで快適なフロア面を実現している。その下には18Lとたっぷりした容量のフロアアンダーボックスを用意。汚れても洗えるフタは、ボックスへの荷物の出し入れの際に便利なよう、立て掛けられるようになっている。

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