イタリア語で「旗」を意味する新ブランドが示す新たなカスタマイズの基準
2025年の大阪オートメッセで衝撃のデビューを飾り、一躍注目を集めた新ブランド「BANDIERA(バンディエラ)」。イタリア語で旗を意味するその名には、既存の価値観に縛られず、尖ったモノづくりで新たな基準を示したいという強い想いが込められています。記念すべき第1作のベース車に選ばれたトヨタ「クラウンクロスオーバー」を、さらなるプレミアム空間へと昇華させる妥協なきカスタマイズパーツの詳細に迫ります。
イタリア人デザイナーと協業したエーモン品質
構想から3年。2025年に発表されたグリルガーニッシュに続き、2026年6月発売予定となるインテリアパーツがこのたび公開された。開発にはイタリア人デザイナーが参画し、欧州車のカーデザインを数多く手がける企業と協業している。造形バランスや表面処理、光の映り込みに至るまで、徹底した作り込みがなされているのが特徴だ。
しかもこのブランドを手がけるのは、確かな品質で知られるエーモンである。素材選びから仕上げまで一切の妥協はなく、純正パーツと見紛うほどのフィッティング精度を実現しているのだ。
複雑な形状を射出成形で再現したグリルガーニッシュ
エクステリアパーツとして用意された「グリルガーニッシュ(14万8500円・消費税込)」は、純正デザインをリスペクトしつつ、さらなる立体感とプレミアム感を引き上げるために開発された。
鋭いダイヤモンド形状をあしらったピアノブラックのベースに、クロームメッキのメッシュを重ねた2ピース構成である。ベース部分は深く艶やかに究極の黒を追求し、メッキ部分は純正エンブレムと色味を合わせた落ち着いたトーンで仕上げられている。
フラットで立体感に欠けていた純正開口部を補うため、ベースにはダイヤモンド形状の立体モチーフを採用。そこにメッシュを重ねることで奥行きと陰影を強化し、この複雑な形状を射出成形で精緻に再現している。純正グリルにフックを引っ掛け、両面テープで固定する方式ながら、装着後は後付け感がなく驚くほど強い存在感を放ち、正面からの迫力はもちろん、斜めや側面から見た際にも立体的な造形が明確に伝わるのだ。
後付け感を疑わせない高品位なインテリアパーツ
インテリアパーツもまた秀逸である。樹脂パーツをレザー張り替え風やピアノブラック仕様へと昇華し、後付け感のない上質な室内空間を完成させた。
Aピラーおよび前後ドア上部に貼り付けるレザー仕様のパネル「ピラー(フロント)/ドアトリムアッパー(フロント・リア)」は、ステッチ入りの意匠により、貼り付けタイプとは思えない張り替え風の仕上がりを実現している。ドアトリムは上部のみの構成だが、内張り全体を張り替えたように見える完成度だ。
「センターコンソールパネル」は、シフト周辺やドリンクホルダー周囲など、純正では樹脂となる部分をピアノブラック化。貼り付けるだけで視覚的なグロス感と質感の高さをプラスでき、純正のピアノブラックと並べても違和感のない仕上がりである。
さらに、ディスプレイ下に左右へ長く伸びる樹脂製パネルを両面テープ固定のピアノブラック仕様に変更する「ダッシュボードパネル」は、面積が大きいだけにインパネ全体の印象を大きく変えてくれる。右端にはさり気なくブランドロゴが刻まれている。
「ドアハンドルパネル・ウインドウスイッチパネル」は、ドアハンドルとウインドウスイッチ部に被せるピアノブラックパネルだ。純正であしらわれているゴールドのラインはそのまま生かされ、ピアノブラックとの組み合わせにより、上質感がさらに引き立てられている。
これらの完成度へのこだわりは細部にまで及ぶ。スイッチパネルのくぼみ部分までしっかりとカバーする設計により、装着前の純正パーツが見えないよう徹底的に配慮されている。これがアフターパーツだと気づく人は、そう多くないだろう。
ステッチカラーには、ドア下部の純正スイッチや純正パネルに使われているゴールドラインに近い色味を採用し、インテリア全体の配色バランスを崩さず、ブランドロゴも控えめに配置されている点が好印象だ。販売方法や価格は未定だが、2026年6月の登場が待ちきれない。





























































