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専用パーツがないなら他車種用を切って貼る。ホンダ「ジェイド」のDIYカスタムが凄すぎる

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TEXT: WAGONIST編集部  PHOTO: WAGONIST編集部

フロントとサイド以外は他車種用パーツを流用し、DIYで個性的なジェイドRSに仕上げた

専用パーツが少ないホンダ「ジェイド」で、ここまで攻めたカスタムができるのか。フロントとサイドこそ専用エアロを使うものの、それ以外は「フォルクスワーゲン」や「シビック」など他車種用のパーツを加工して装着した。オーナーの“オデ”さんが掲げるテーマは“生足で普段乗り”。マイナー車で個性を出し切る挑戦を取材した。

なぜオデッセイから乗り換えたのか? “オデさん”がジェイドを選んだ理由

ハンドルネームの由来は「オデッセイ」にある。取材した大分県在住のオーナー、“オデ”さんは、これまでオデッセイでカスタムを楽しみ尽くしてきた。だからこそ“オデ”さんを名乗っている。

やり尽くした先で選んだ次の相棒が、ホンダ「ジェイド」だ。ファミリーカーとしても優秀で、通勤にも便利という実用性が乗り換えの決め手になった。ジェイドRSは2015年5月に登場したモデルで、1.5L VTEC直噴ターボエンジンのL15B型を搭載し、最高出力150psを発揮する。背の低いステーションワゴン風のスタイリングが特徴だ。

ただ実用性だけで終わらせないのが“オデ”さんらしさ。カスタムの母数が少ないマイナー車で、どこまで個性を出せるかに挑戦している。

専用パーツが少ないジェイドをどうカスタムした? エアロは他車種用を加工流用

最大の見どころは、専用パーツの少なさを創意工夫で乗り越えた点にある。エアロのフロントとサイドはDKファクトリーの専用品を使う。一方でリアには、ホンダ ジェイドの純正バンパーをベースに、フォルクスワーゲン「ゴルフ」用のパーツを合うように加工しながら装着した。

ボトムのテーパー部分も他車種用を流用し、取り付けはDIYでこなしている。エアクリーナーもステップワゴン用を使うなど、他車種のパーツをジェイドに落とし込む工夫が随所に宿る。パーツの取り付けは基本的に自身の手による作業だ。

ブレーキも遊び心が効いている。狙ったのはシビックのタイプR風。フロントのみにブリッツのシビック用を投入し、それらしい雰囲気をつくり出した。

“生足で普段乗り”を叶える車高とホイールセットとは?

足まわりは“実用と見た目”のバランスで組んでいる。車高調はイデアルのトゥルーヴァ極。趣味の写真撮影でいろいろな場所へ行けるよう、ほどよい低さをキープした。

ホイールはSSRライナー・タイプ10R。フロントが19インチ×9J、リアが19インチ×9.5Jという深リムサイズを、キャンバーボルトのみで飲み込ませている。タイヤはナンカンNS20で、フロント215/35、リア225/35を組み合わせた。

内装も抜かりない。ジェイドRSの純正内装にはオレンジステッチが入る。“オデ”さんはそれ風にオレンジをアクセントとして取り入れ、シートカバーはクラッツィオを選択。ピラーやドアの内張りはスエードで張り替え、Aピラーには純正ツイーターを埋め込んだ。オーディオはカロッツェリアだ。

オーナーの“オデ”さんは“生足で普段乗りできるカスタムを目指しています”と語る。派手さを追うのではなく、日常のなかで無理なく乗れることを軸に置いている。専用パーツが少ないという逆風を工夫の楽しさへと変え、マイナー車ならではの個性を静かに際立たせる。バランスを崩さず、それでいて極上に仕上げた1台は、カスタムをやり尽くした人だからこそたどり着ける境地を示している。

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