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日本車なのに海外生まれの異端児! 個性で圧倒する逆輸入モデル4台

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: トヨタ自動車/日産自動車/Auto Messe Web編集部

デザインが秀逸な逆輸入車:03
「初代日産ムラーノ」

 一方、優れたエクステリアデザインを持つクロスオーバーモデルとして挙げられるのが、2002年に北米市場で発売された初代日産ムラーノだ。基本部分はJ31型ティアナと同じFFプラットフォームだが、スタイリッシュさと走行性能&走破性を両立。北米で高い人気を得ただけでなく、2003年の東京モーターショーで北米仕様を展示したところ、日本では生まれなかったと断言できる秀逸なデザインがウケ、大反響を得ることになり、急遽、右ハンドルの日本仕様を販売したという経緯がある。初代日産ムラーノのフロントスタイル

 現行型はその3代目にあたり、北米と中国で売られているが、スタイリッシュさもアップデートされ、まさに芸術的エクステリアデザインとなっている。ただし、ボディサイズは全長4820mm×全幅1920mm×全高1690mmと、日本で売るにはちょっと大きすぎる感もある。日本におけるクロスオーバーモデル、SUVはエクストレイル、アリアの布陣でいく、ということだろうか。北米仕様の3代目ムラーノ

デザインが秀逸な逆輸入車:04
「トヨタ・アベンシス」

 走りは欧州車そのもの……と言っていいトヨタのセダン&ワゴンモデルがアベンシスだ。その初代モデルは1997年にデビュー。98年に欧州専用車として販売が開始され、生産はイギリスにあるトヨタの工場で行われた。初代は日本への導入がなかったものの、2003年に登場した2代目は日本でも逆輸入車という形で販売されることになった。2代目トヨタ・アベンシスワゴンのフロントスタイル

 なお、2008年からの3代目は当初、日本への逆輸入は見送られていたものの、トヨタがワゴンラインアップを拡充するため、2011年から2018年まで、ワゴンのみ日本市場でも販売された。走行性能はなるほど、英国仕込みの良さがあり、エクステリアデザインも純日本車とは違う欧州の香りが漂うものであった。中古車市場での台数は極めて少ないものの、100万円台が中心。最後期のキーングリルを採用した2018年式で100万円台前半の中古車も見つけられるかもしれない。スタイリッシュワゴンとしてレアなモデルであるものの、中身は日本車、トヨタ車だから安心して乗れるだろう。3代目アベンシスワゴンのフロントスタイル

12
  • 2代目トヨタ・アベンシスワゴンのフロントスタイル
  • ホンダ・エレメントのフロントスタイル
  • ホンダ・エレメントの観音扉
  • スバル・トライベッカのフロントスタイル
  • 北米仕様の3代目ムラーノ
  • 初代日産ムラーノのフロントスタイル
  • 逆輸入国産車
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