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「GRスープラお前もか!?」 オーナーが怒る「後出しジャンケン」で別物になったマイチェンモデルとは

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

最新の3L V6ターボ搭載の日本を代表するスポーツセダンに回帰「スカイライン400R」

 その時代における最先端技術を採用する「技術の日産」の象徴として進化し続けてきたスカイライン。現行型の13代目は当初世界初のステアバイワイヤ(電子信号でタイヤを操作する)システムという新技術を備え、FRのハイパフォーマンスハイブリッド、メルセデス・ベンツとのアライアンスから採用された2.0L直4ターボのラインアップなど、主要マーケットである北米と同じプレミアムセダンを目指していた。そのため、フーガとの棲み分けが曖昧となり、本来のキャラクターであるスポーツセダンだけでなく、存在意義も薄れつつあったのだが、2019年7月のマイナーチェンジでやや方向転換。スカイライン400Rのフロントスタイル

  先進性はハイブリッドモデル(プロパイロット2.0搭載)に任せ、ガソリン車は圧倒的なレスポンスが自慢である新開発の3.0L V6ターボを搭載し、基本的なメカニズムはそのままにスポーツ方向に振り切った。とくにガソリン車の最上級として設定された400Rは405㎰/475N·mのパワーと専用のハードウエアを組み合わせることで、欧州セダンに負けないパフォーマンスで肩を並べた。「最初から用意してくれていれば」と悔しがる前期型オーナーは少なくないはずだ。

見た目だけじゃなく中身も大改良! 走りも質感も進化した後期型「デリカD:5」

 クロスカントリー・ミニバンとしてワン&オンリーな地位を築き、登場から16年が経過した今もコンスタントに売れ続けている三菱のデリカD:5。その長い歴史のなかで、ファンから一目置かれているのが、2019年のビッグマイナーチェンジモデルだ。コワモテなフロントフェイスは好みが分かれるが、変わったのは外観だけでなく、パワートレインにもシャシーにも手が入れられ、中身もかなり洗練されている。2.3L直4ディーゼルターボは型式こそ同じだが50%が新設計となり、最大トルクを20Ǹ·m向上させながら振動も低減。デリカD:5の後期モデル

 トランスミッションは6速ATから8速ATへとワイドレンジになり、ヨーレイトフィードバック制御が追加され、扱いやすさと燃費向上を果たしている。外観とともに大きく変わったのがダッシュボードで、絶壁で古典的なスタイルから、ソフトパットを多用した水平基調のデザインへと一新。ナビ画面も10.1インチとミニバンとしては標準的な水準まで拡大して一気に現代風になるなど、フルモデルチェンジしたかのような仕上がり。デビューから13年が経過した時点での変更なので「待っていれば」というタイミングではないが、その差は歴然なのだ。

今の社会情勢を考えると気に入った新車は改良の不安よりも即購入がベストだ

 スカイラインやデリカD:5のように発売開始からロングスパン(時間が経過している)車種ならば、大幅なテコ入れがあっても「仕方ないか」と思えるが、スープラやノートのように発売から1年経たずに大幅な改良がされた場合、市場価値的にも乗り換えするのは難しく「どうにも納得できない」ものだ。

 ただ、社会情勢や半導体不足などの理由で納期が遅れており、スポーツカーなどはデビュー後すぐに受注停止になることもあるため、早めにオーダーしないと手に入らない可能性も……。現在の状況を考えると即改良のリスクはあるものの、気に入ったクルマがあるなら即契約するほうがいいかもしれない。

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  • レヴォーグSTI Sportのスタイリング
  • ノート オーラのフロントスタイル
  • デリカD:5の後期モデル
  • スカイライン400Rのフロントスタイル
  • GRスープラの走行シーン
  • GRスープラ特別仕様車 RZ“Matte White Edition”
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