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初代トヨタ「86」のデザイナーが「GR86」をカスタム! エンブレムの位置までこだわりました

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: 高原義卓

リアのGR86エンブレムを45mm内側に移動した理由とは

さらにフロントバンパー/ドア下にも同様のラッピング素材でアクセントを加え、フロントのサイドマーカーも赤でラッピングを施している。これにより、リアフェンダーのエクステンションパーツとの統一感を図るなど、ちょっと手を加えることで純正のイメージを一新している。

また、86ファンなら気が付くと思うが、リアのGR86エンブレムは少し内側に(45mm)移動している。

「車名が曲がって付いているのがどうしても許せなくて(笑)。遠目で見ると分からないかもしれないですが、スポーツカー好きな人たちは細部まですごく真剣に観察されるので、あらゆる位置でどう見えるのかまで気になりますね。もちろん、今のデザイナーにも考えがあるので、わたしの意見が正解ではありませんが」

また、エンブレム類、マフラーのテールエンドはキャンディレッドに塗装して純正のメッキ感を抑え、ボディ全体に落ち着きを持たせている。そのほか、ドアハンドル、ホイールリム、ホイールナットもキャンディレッドのアクセントを追加した。ブレーキキャリパーは耐熱塗装で赤に塗装するなど、細部に至るまで赤とガンメタでトータルコーディネイト。スタイリッシュかつ、低重心に見える個性的なスタイリングを作り上げているのだ。

リア周りのアップ

1セット1000円程度の隙間テープは安くて効果的なオススメアイテム

「カスタムではないのですが、ボンネット/トランク/ドアのパネルクリアランスが広すぎることが気になったので、すべてにエーモン製の隙間テープを貼っています。ビジュアル面もさることながら、隙間が埋まったことで、空力的にもよくなりますし、内部にほこりやゴミなどは入りにくくなり、室内に入るノイズが減りました。1セット1000円程度で確実に効果が得られるのでかなりオススメですね」と古川さん。

* * *

家は買ったままで住み続けることはなく、カーテンや家具家電など好みにアレンジしながら、自分の理想に近づけていくもの。それと同じように、クルマもオリジナルのまま乗るのではなく、心地よく過ごせる、思わず乗りたくなるようなコーデを楽しんでもいいのではないだろうか。

クルマイジりには費用がかかると考える人は多いと思うが、さほど費用を掛けなくても、際立つカスタマイズができることを古川さんのGR86は証明している。何より、「ああしたい」「こうしたい」と悩む時間が楽しいのは、家のカスタムもクルマのカスタム同じだから。

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  • リアビュー
  • リア周りのアップ
  • GR86のフロントビュー
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