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アウトドアっぽくないけど「キャンプ場」で使えるクルマとは? 中古から定番までプロ厳選の24台を紹介します

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: AMW編集部

見た目は普通だがじつはアウトドアで活躍する1台

アウトドアに似合い、荷物の積載性を含めて使いやすいクルマの多くは、いわゆる人気車となる。つまりアウトドア派が注目するクルマだ。今回は意外にもキャンプ場で実力を発揮するクルマを紹介しよう。

アウトドア界の定番車種といえば……

SUVではトヨタ ライズ、ダイハツ ロッキー、トヨタRAV4、三菱アウトランダー、ホンダ ヴェゼル、スバル フォレスター、スバル クロストレック(XV)。ミニバンでは三菱デリカD:5を筆頭に、コンパクトモデルでもホンダ フリード+、シエンタ2列シート。

軽自動車では今はなきダイハツ ウェイク、三菱eKクロススペース、そしてスズキ スペーシアギア、スペーシア ベースなどがパッと思い浮かぶかもしれない。輸入車ならベッドキットもあるシトロエン ベルランゴ、プジョー リフター、ルノー カングーなどがある。

だが、現在、そこまでアウトドア派に注目されていない車種の中にも、意外にアウトドアで活躍してくれるクルマがある。

中古ならホンダ エレメント

今では中古車でしか手に入らないが、日本ではまったくウケず短命だった西海岸のサーファー御用達という企画と観音開きドアが極端だったかもしれないアメリカからの逆輸入車のホンダ・エレメント。だが、今こそデザイン的にもアウトドアシーンにめちゃくちゃ映える1台だ。

プチバンもオススメの1台

ファミリーユースのプチバンであるトヨタ ルーミー、ダイハツ トール、そしてスズキ ソリオあたりは、大容量の荷室とスライドドアを備えた、アウトドアユースにもバッチリなコンパクトカーとして推薦できる。コンパクトSUVのなかで、なかなか候補に挙がってこないかもしれないスズキ クロスビーも、走破性や荷物の積載性などでアウトドアに適する1台と言えるだろう。

三菱エクリプスクロスはAC100V/1500Wコンセントの用意がある

アウトランダーの陰に隠れてしまっている三菱エクリプスクロスも、走破性や荷物の積載性の高さはもちろん、PHEVならAC100V/1500Wコンセントの用意があり、アウトドアシーンでAC100Vの電源が取れ、文句なく便利だ。

日産の商用系ミニバンにも注目

また、トヨタ ハイエースや日産キャラバンには人気で追いつかず、日産セレナ人気の前に印象が薄い商用系ミニバンの日産NV200バネットは、じつは商用車譲りの実用性が光るアウトドアに適したミニバン。2列シート車をベースにした「マルチベッド」という車中泊前提のモデルも、日産関連会社のオーテックから発売されている。今では4WDも揃え、2トーンのボディカラーもユニークで楽しい。

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