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大都会が放浪キャンプの一部!? 旅はつねにアウェイ、久々にシティカルチャーに触れて気持ちをリセット──米国放浪バンライフ:Vol.29

大都会が放浪キャンプの一部!? 旅はつねにアウェイ、久々にシティカルチャーに触れて気持ちをリセット──米国放浪バンライフ:Vol.29

投稿日:

TEXT: 牧野森太郎  PHOTO: 牧野森太郎

アメリカを気ままに放浪3カ月:68日目~72日目

これまで2度にわたりアメリカを放浪してきた筆者。還暦を過ぎた2022年4月から7月にかけて、人生3度目のアメリカひとり旅にチャレンジしてきた。相棒は、1991年式トヨタ「ハイラックス」をベースにしたキャンピングカー「ドルフィン」。愛称は「ドル」。最大の目的地であるワシントン州のオリンピック国立公園を満喫して、ふたたび南下しカリフォルニア州へ。旅の後に「ドル」を買い取りたいと申し出てきた、ティモシーという男性に会いにセバストポルへ来ました。

7月6日 セバストポルでティモシーの家へ

ティモシーは40代前半に見えたが、30歳の娘がスペインにいると聞いてビックリした。現在はトラフィック・コントロールといって、道路に張り出している木の枝が標識を隠していないかなどをチェックする仕事についているそうだ。そのほかにグラフィックデザイナー、DJ、スケーターなどの肩書きを持つ。ようするに、気ままな遊び人だ。

ティモシーのテンションは高かった。「このソファもベッドになるんだ!」「冷蔵庫がプロパンガスで動くんだ!」「へぇ、ここから水を入れるんだ!」と、初めてじっくり見るというRVの装備のひとつひとつに興奮を隠さなかった。

そして、オリジナルのオーナーズ・マニュアルを見せると、「ぼくもデザイナーだから、こういうのに弱いんですよ」と、食い入るようにページをめくった。テストドライブも問題なく終了し、4、5日中に返事をくれることになった。感触は上々である。きっと買ってくれるだろう、と確信、1万2000ドルの売値を1万1000ドルに値下げした。

2カ月以上つきあったキャンピングカーの新機能を発見

ティモシーが運転席に座ったときに、「あ、これ動くんだ」と頭の上に張り出したベッドのパネルを押し上げた。正直いって、それまで知らなかった。後で外してみると、運転席から後部への移動がとても楽になった。これは発見だった。

なお、この日までの走行距離が約4000マイル(約6400km)。クルマ探しや手続きでお世話になったMAKOTOさんからは、3000マイルごとのオイル交換を勧められていた。ティモシーに会う前にオイル交換とタイヤの空気圧チェックを行った。旅の間に一度、前を走っていたトレーラー式のモーターホームのタイヤがバーストし、危うく巻き添えを食いかけたことがあった。空気圧も問題がなく、ほっとした。

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