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新社会人諸君、激安チューニングカーにはご用心! リスク回避のポイントと実例失敗談を紹介します

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: AMW編集部

見えないところに罠が潜んでいる可能性も

最後は年式の古いクルマにありがちな注意点を。これまた知人が吸排気系や足まわりに手が入り、キレイに全塗装された最終型のホンダ「ビート」を購入した。相場よりだいぶ安いと喜んでいたのも束の間、車検のために預けたプロショップが各部を点検すると、内装で隠れている部分の鉄板が見事にサビだらけ。おまけにモール類もことごとく劣化しており、雨が降るとすぐフロアに水が溜まってしまう。

ビート

違うボディを買うのが手っ取り早いと言われたものの、本人は車両代より高い費用でレストアすることを決断。仕上がりには大満足で今も大切に乗り続けているとはいえ、他人から見ればムダなお金と時間を使った感が否めない。レストアの必要がないマトモな車体を買っていれば、エンジンやトランスミッションのオーバーホールまでできたはずだ。

* * *

コスパが高く感じて欲しくなる中古チューニングカーには、以上のような落とし穴も少なからず隠されている。購入するときは事故や修復およびチューニングの履歴をシッカリ確認し、イチバン手間とお金のかかるボディの状態もよくチェックしてから決断しよう。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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