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懐かしのダットサン「フェアレディ1600」で楽しむ富山ライフ! 首都圏からIターンしてどっぷり浸かったクルマ趣味とは

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循

1966年式SP311型ダットサン「フェアレディ1600」

GW期間中の2023年5月3日、新潟県は糸魚川市美山公園内の噴水広場で「第18回クラシックカーミーティング」が開催された。ヒストリックカーの展示に加え、地元バンドによるミニコンサート、フリーマーケットやキッチンカーなどで賑わう市民縁日などのコンテンツも用意され、ヒストリックカー好きのみならず県内外から訪れる家族連れなどにも親しまれている。

本格的スポーツカーとして歩み始めた2代目フェアレディ

「フェアレディ」といえば歴代「Z」を思い浮かべるファンも少なくないだろうが、さかのぼれば1952年に登場したダットサン「スポーツDC-3」、さらには戦前のオールド・ダットサンの「ロードスター」などがその源流。性能や販売台数はともかく、日産/ダットサンが自社のラインナップにスポーツカーを用意しようという意識は古くから高かった。

そして、初めてフェアレディの名を冠したスポーツカーが登場したのは1960年にデビューしたダットサン「フェアレデー1200」(デビュー時の表記はフェアレディではなくフェアレデー)。このモデルまではダットサン・トラックと共通の梯子型フレームにオープン4座のボディをしつらえた「心情的スポーツカー」とでも言うべき存在だったが、1962年にデビューした2代目ダットサン「フェアレディ1500」からは310系「ブルーバード」のそれをベースに補強を加えたシャシーとスマートなボディとの組み合わせとなり、名実ともに本格的スポーツカーとしての歩みが始まった。

オリジナル度の高いSP311型フェアレディ1600に遭遇

47台のヒストリックカーがエントリーリストに名を連ねた今回の第18回クラシックカーミーティング。お天気にも恵まれたイベント会場で、唯一参加していた「フェアレディ」がこちらのダットサン「フェアレディ1600」だ。古くからのファンには「SP311」という型式名の方がわかりやすいかもしれない。ちなみにSP/SRと総称される2代目フェアレディは1500がSP310、1965年に登場した1600がSP311、1967年に追加された2LモデルがSR311となる。

「このクルマは中古車ショップがネットオークションに出展していたもので、6年ほど前に手に入れました。手元に来てからはヒーターコアの水漏れなど細かな不具合はありましたが、前オーナーが女性ということもあってか、全体的には程度は上々でした」

と語るオーナーの“sp三太郎”さんはお隣の富山県からの参加だ。

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