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酷暑を格安スズキ「カプチーノ」で乗り切れ! エアコンつけっぱなしでもサブコンで軽快な走りを実現

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

  • サブコン装着イメージ

  • サブコン本体
  • サブコン装着イメージ

エアコンフル稼働でパワー不足に……

筆者が格安で手に入れて、少しずつ手を入れて輝きを取り戻しているスズキ「カプチーノ」。オールペイントが完了して、リフレッシュ作業はひとまず終了となった。軽スポーツカーライフを満喫しようにも、この酷暑ならではの悩みが発生……。それを乗り越えるべく、ECUチューンを行うことを決意した。

サブコン装着で手軽に力強さをプラス

内外装ともにリフレッシュが完了し、美しさを取り戻したカプチーノ。購入したのが2022年の秋ということもあり、エアコンを使う機会がほとんどなかった。しかし今夏は史上最高の暑さなんてニュースもあるほどで、エンジンをかけた瞬間からエアコン全開が当たり前だ。

そこで頭を悩ませるのが加速の悪さ。いくら自主規制ギリギリの64psに690kgの軽量ボディとはいえ、生産から27年が過ぎたうえ走行18万kmオーバーのご老体では、信号からのスタートや上り坂で若干ストレスを感じてしまう。といってもエンジンのオーバーホールや、フルコンでセッティングする予算はない。そこで思い出したのがもう1台の愛車、JB23ジムニーで使っているサブコンである。

スポーツカーばかり乗り継いできた自分にとって、耐えられないほど遅いノーマルが、1~2万円台のサブコンをいくつか組み合わせたらだいぶ不満がなくなったのだ。そのときお世話になった岩手県のパルスポーツに聞くと、カプチーノの後期型にも合うサブコンがいくつかあるとのこと。

ジムニーほど加速に不満があるわけではなく、リフレッシュでだいぶお金を使ったので、出費はできるだけ抑えたい気持ちも強い。そこで選んだのがインジェクターの噴射タイミングを制御し、中速域のパワーやトルクが改善するという「ミニコンα」だ。カプチーノは他の車種より価格が高めとのことだったが、それでも3万円台なら許容範囲なので即座にオーダーした。

サブコン本体

なおパルスポーツが販売するミニコンαは、独自にセッティングしたデータが入っている。運よく仙台のスーパーオートバックスに出展するタイミングに日にちを合わせてカプチーノを持ち込み取り付けてもらった。

エアコンONでもパワー不足を感じなくなった

ミニコンαはスイッチの操作でふたつのモードを切り替えたり、すぐノーマルに復帰させることが可能なのも魅力のひとつ。まずはノーマルのままエアコンを全開にして、そこそこキツい上り坂を3速と4速で走ってみる。分かってはいたことだが、やはり遅い。とくに力不足を感じるのが3000rpmあたりから踏んだときで、ひとつ低いギヤに変えないと交通の流れに乗りにくいのだ。

続いて同じ坂道をモード「1」で走行。するとノーマルで顕著だったもたつきが解消、4000~5000rpmまで太いトルク感が続いた。そしてモード「2」にチェンジ。結論から書くと「1」と体感できるほどの差はなかったが、後で聞いたらより高回転に向けたセッティングとのこと。高回転域を使い続けるサーキットなら別として、50~60km/hの街乗りでは体感しにくいかもしれない。

違いを分かりやすく言うなら「エアコンを全開で走っているにもかかわらず、エアコンをオフにしているときと変わらないパワー&トルク感」だろうか。サーキットで本気のタイムアタックをするわけではないし、コストの面からもタービン交換やブーストアップは必要ない。街乗りをちょっと楽しく快適にできればそれで十分という、自分と近い考えのユーザーには最適なパーツだと思われる。

余談だがジムニーはサブコンをいくつか取り付けてから、街乗りで10km/Lの燃費が11km/Lを超えるようになった。カプチーノはミニコンαだけなので単純な比較にはならないが、中速域のトルク向上でアクセルを踏む量が減ったため燃費は伸びるはず。パワフルな走りをもう少し楽しんでから、燃費の違いを改めて検証してみたい。

  • サブコン本体
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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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