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「カウンタックLP400S」を12年所有する元スーパーカー小僧! 将来は息子が自分で運転できるように、ただいま英才教育中です

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循

新潟県三条市で開催された「いい湯らてい夏フェス」

新潟市を起点として福島県いわき市に至る総延長304kmの国道289号線。このうち新潟県三条市から福島県只見町に至る県境部分が「八十里越(はちじゅうりごえ)」と呼ばれるエリアで、実際の距離は八里(約31.4km)だが、あまりの険しさゆえ一里が十里にも感じられたことから古来より「八十里越」と呼ばれている。その県境部分、最後の難所では2026年の開通を目指し現在も工事が進められている。地元住民や観光業界にとっても期待されるそんな「八十里越開通」に向け、今からその機運を盛り上げていこうと、2023年7月30日(日)に開催されたのが「いい湯らてい夏フェス」だ。

県内から21台のヒストリックカーが集合

イベント会場となったのは新潟県三条市南五百川の日帰り温泉施設「いい湯らてい」。キッチンカー出店、子ども縁日やフリーマーケットも開催される、同施設初となる今回の「夏フェス」だが、その中でも一番の目玉企画となったのが「ノスタルジックカー展示」と題された、ヒストリックカーのパレードラン&展示イベント。県内から集まった21台のヒストリックカーが、多くの来場者の注目を集めていた。

スーパーカー・ブーム世代でロータス ヨーロッパも所有

それら展示車両の中でもひときわ人気を集めていたのが、この真っ赤なランボルギーニ「カウンタック」、1982年式のLP400S シリーズ3だった。オーナーのMOTAさんとそのご子息NAOさんが、仲良く参加されていた。

「1967年生まれで世代的にスーパーカー・ブームど真ん中だったので、やはり最初に手に入れたのは1973年式のロータス ヨーロッパ スペシャルでした。お約束のJPSカラー(笑)。もちろん今でもヨーロッパは好きで、そちらも所有しているのですが、でもそれはそれとして当時の多くの少年がそうだったように、私もカウンタックが一番のアイドルでした」

内装色までイメージ通りの個体に出会い、思い切って購入

生産期間が長かっただけに多くのバリエーションが存在するカウンタックだが、MOTAさんは「もしカウンタックを手に入れられるならばLP400Sに限る」と心に決めていたそう。その好みはスーパーカー・ブーム当時から変わらないというから、三つ子の魂百までとはよく言ったものだ。

かねてからそんな話を知り合いのスペシャルショップに伝えていたところ、あるとき「日本国内の某所で、MOTAさんが依頼していた通りの(ボディ赤、内装できればタン!)車両が出ましたよ」という連絡があったという。

「永遠に手の届かないアイドルだと思っていたカウンタックでしたが、ボディカラーも希望通りのLP400Sという、まさに自分の一番好きなタイプでもあり、悩んだ末に思い切って手に入れることにしました。それが今から12年ほど前のことです」

少しずつ手を入れ続けてグッドコンディションを維持

もともとのコンディション自体は悪くない個体だったが、長らくメンテナンスされずに留め置かれていた状態だったようで、ナンバー取得までには、ひと言では言い尽くせないさまざまなご苦労もあったようだ。路上復帰を果たした後も少しずつ各部に手を入れ続けているので、とくにこの数年間は非常な好調を保っているという。

「今日のイベントが終わったら、ダンパーを交換する予定です。最近は地元のヒストリックカー・イベントへの参加がメインですが、全国規模のカウンタックのミーティングなどにも足を伸ばすこともあります」

と語るMOTAさん。当日のイベントに一緒に参加していたご子息のNAOさんは現在15歳というから、物心ついた時からLP400Sの助手席に乗っていたサラブレッド(?)だ。彼が免許を取るのはまだ少し先の話だが、すでに次期オーナーとしての自覚もあり頼もしいご子息も控え、MOTAさんのカウンタックLP400Sはこれからも長く幸せな車齢を刻み続けていくことだろう。

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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