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覆面パトはトヨタ「クラウン」だけじゃない! ゴールド免許を維持するコツをベテラン自動車ライターが伝授します

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TEXT: 塩見 誠(SHIOMI Makoto)  PHOTO: 写真AC/スズキ/トヨタ自動車/日産自動車/AMW 編集部

ルームミラーやドアミラーをつねに意識

そうやって覆面パトとして使われている車種は、意外なほど多い。高速道路などで取り締まりをおこなっているのは、トヨタ「クラウン」やトヨタ「マークX」、珍しいところではスバル「WRX S4」や「レガシィ B4」などがあるし、昔は日産「ステージア」の覆面パトが路肩で切符を切っているのを見たこともあった。思わず、「あれは卑怯だわ!」と思ったのを憶えている。

また、有名どころではスズキ「キザシ」がよく知られている。これは捜査用車両、つまり刑事の足として使われていることが多かったようだ。キザシ自体が販売台数の少ないクルマだったので、当時はキザシを見かけたらまず間違いなく「覆面パトと思っていい」と言っていたものだが、数回は一般の方が乗っているキザシを見たことがある。

実際に昔乗ったことがあるが、当時のCVTミッションは制御が甘かったのでその点のみ不満があったが、その他の部分はバランスのいいクルマだった。海外ではマニュアルトランスミッション搭載モデルもあったので、それを売ってくれればなぁと思っていたものだ。

また、トヨタ「ハイエース」だったと思うのだが、荷台に移動式オービスを置いてハッチゲートを開け、路肩に止まっているのを見たこともある。あれが警察車両だったのか、あるいはオービス製造会社の社有車だったのかはわからないが、もし警察車両だったのだとしたら、これも覆面パトに入れていいだろう。

そういったクルマを見かけたら、まずは疑ってかかるというのが、取り締まりにあわないための基本だ。経験上、「ここは取り締まりをよくやっているよね」というところを走る場合、クラウンやマークXを見かけたら、とりあえずは後ろにつく。

見かけなくても、無茶な速度では走らない。ここだけの話、小田原厚木道路なんていうのは、前後にクルマがいなくて気持ちよく走れそうでも、70km/hの制限速度ギリで走っている。じゃなければ、気がつくと後ろで赤色灯が回っている、ということにもなりかねないからだ。

あとは、ルームミラーやドアミラーをつねに意識し、自分の後ろで車線変更したクルマがいないかどうかを確認する、というのも大事だ。それが白色や銀色のセダンっぽいクルマだったら、すぐに走行車線に戻り、対象車が抜いていくのを確認。クラウンなどを抜く場合には、運転者の肩のあたりが青色なら頭の中でアラートを鳴らす、というのも大事だったりする。不自然に低く座って肩を見せないようにしている場合も同様だ。

いまはまだ、先代クラウンが現役だから見分けやすいが、セダン自体が少なくなってきているので、この先はもっと覆面パトカーの種類が増えるのかもしれない。これでトヨタ「アルファード」とか、トヨタ「プリウス」のレーザーレーダー搭載車とかが出てきたら、マジヤバイぞ。マツダ「CX-60」に後ろにつかれて赤色灯が回ったりしたら、笑うしかない。せっかくのゴールドを守るため、より一層注意して走るようにしよう。

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  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 1965年生まれ。学生時代からオートバイとクルマに熱中し、自動車雑誌編集ののちフリーランスライターに。これまでAE86トレノ、CC72Vアルトワークス、E38AギャランVR-4RS、1980年式シロッコ、CD9Aランサー・エボリューション、プジョー306スタイルなど、クルマを乗り継ぐ。オートバイはCB250RS、RZ250、ZZ-R1100、T-MAXなどつねに複数台所有。現在の愛車はフタ桁ナンバーのアルファ ロメオ156V6とサーキット遊び用のNCP91ヴィッツRS・TRDターボM、JA45クロスカブ。
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