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九州にリトラクタブルライト車が50台集まった! 初開催「リトラジャム」は若者にも「カワイイ」と大好評でした

九州にリトラクタブルライト車が50台集まった! 初開催「リトラジャム」は若者にも「カワイイ」と大好評でした

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(ガスグラフィックス)

  • ロードスター(初代)は、2シーター、オープン、FRとスポーツカーの醍醐味全てを兼ね備えるリトラ車だ
  • 1982年登場のプレリュード(2代目)。ノーズが長く美しいデザインで、バブル時代を代表するデートカーである
  • 搬入時間は雨に見舞われたが、その後天候は回復。コルベット、GTO、NSXと各社の人気車も勢ぞろい
  • 今回は女性オーナー5名が参加。当時ならではのスポーティな雰囲気と可愛らしさがリトラの魅力だ
  • 合図に合わせて、順番にリトラを稼働させる「リトラウェーブ」も実施。参加台数増加で、さらに迫力が増しそう!
  • 空力性能を重視しつつV6エンジン搭載で、国内外で高評価を得た3代目フェアレディZは、1983年に登場した
  • 漫画『頭文字D』の影響で、「ハチロク」として走り屋に支持されるスプリンタートレノ(4代目)
  • このイベントは、ノーマル、カスタムの差別化は無し。そのため、幅広いジャンルの車種も楽しめた
  • 参加者にはプレゼントされ、会場限定でも販売されたリトラジャムキーホルダー。使いやすいラバー製が魅力
  • 一般来場用駐車場にも、リトラ車が登場。セリカXX(2代目)など、スポーツカーが多いのがリトラならでは
  • 東京から自走参加した三菱GTO。1990年から1993年7月までの前期型にリトラを採用
  • セリカは3代目後期からこちらの5代目までリトラを採用。コンバーチブルは1990年より登場している
  • 愛車への情熱を、ベースボールシャツで表現した福岡ソフトバンクホークスファン。刺繍であることも重要だ
  • クルマ系YouTuberとして人気のうぃきちゃんねるのうぃきさんも、愛車のNAロードスターで参加していた
  • 熊本県熊本市でカフェ&ミニカー&レトロ雑貨を営むふくチャンネルも、販売用のリトラミニカーを持って出店
  • 今回の参加車輌の中で目立っていたマツダ ファミリアアスティナ。1989年から1994年まで製造されていた
  • シボレー コルベットの5代目が、世界的に見てもリトラを採用した最後の市販車となる
  • 発売当時、一躍人気車種となった初代ロードスター。リトラを上げたこの愛くるしい顔つきは今でも大人気
  • セリカXXから名称が変更された初代スープラ(A70)。1986年から1993年と7年間にわたって販売された
  • イベント終了後は、スタッフ総出で参加者をお見送り。この和やかな雰囲気が、リトラジャムの魅力
  • 可愛いNAロードスターが描かれたTシャツに注目。もちろんこちらの女性もNAロードスター乗り
  • CA18DETを搭載した前期型の日産180SX。ボンネットとバンパーが繋がらないこのデザインが愛くるしい
  • マツダRX-7は、初代から3代目までリトラを採用し続けた。この3代目FDが国産最後のリトラ車に
  • ホンダNSXは、2001年11月までのI/II型が採用。オープン時でも限りなく薄いのはNSXならでは
  • 1983年から1987年まで販売されたホンダCR-X(初代)。1985年8月までの前期型にセミリトラを採用

リトラ車が集う2ショップが合同で開催

アラフィフから上の世代、とくに1970年代のスーパーカーブームをリアルに体験した方々にとって、「リトラクタブルヘッドライト」は当時の最先端であり、最も憧れたカーデザインのひとつであろう。そんな「リトラ車」だけが集まった「リトラジャム(リトラクタブルカージャンボリー)」が、2023年9月17日に福岡県朝倉市にある、あまぎ水の文化村で開催された。今では生産されることがなくなった「リトラ」の魅力を、改めて実感する素敵なイベントだった。

速さとカッコよさをイメージさせる当時の最先端

世代によってリトラクタブルヘッドライトに対するイメージは異なるのではないだろうか? 1967年に日本車として初めてリトラを採用したのは、トヨタ「2000GT」。そして、第1次スーパーカーブームの立役者であったランボルギーニ「カウンタック」やフェラーリ「BB」で、リトラクタブルヘッドライトはスーパーカーの代名詞のような存在になる。

その後、1978年にはマツダ「サバンナRX-7」(初代SA22)にも採用されたことで、リトラは速さとかっこ良さのシンボルとして、一般人が買いやすい市販車でも確立した。時代の流れとともに、各車のスポーツカーに採用されつつ、1988年にはトヨタ「カローラII」(2代目)に「リトラ・SR-i」というそのままの名称のグレードが新設。これにより、リトラは市民権を得た。しかし、その後の技術の進化や各国の法規制の変化とともに、前時代的システムへと退化。その結果、国産車では1991年12月発売のマツダ「RX-7」(3代目FD、生産終了は2002年8月)、外国車では1997年発売のシボレー「コルベット」(5代目C5、生産終了は2004年)を最後に、この世から消滅した。

若いユーザーには速さよりも可愛らしさで人気

今回の「リトラジャム(リトラクタブルカージャンボリー)」は、福岡県北九州市にあるお店、カラーコンセプトとTプロジェクトの2社が主導となり企画された。カラーコンセプトは、80〜90年代のネオクラシック系ホンダ車を中心に扱う専門店。Tプロジェクトは、NA型ユーノス「ロードスター」を得意としつつ、さまざまなドレスアップ&チューニングを手がけるプロショップだ。

カラーコンセプト代表の古賀さんによれば、「旧車や車種別ではなく、他のカテゴライズで面白いイベントができないものかと、数年前から構想していました」と、以前よりこのアイデアを模索していたそう。偶然にも、どちらのお店にもリトラ車に乗るユーザーがたくさんいる。しかも、どちらのお客さん達も20代から50代と、ユーザーの幅広さも重要だった。それが今回のイベントの参加者にも反映されており、当時を知る世代から、ネットや雑誌の中でしか見たことはないけれど憧れていたという若手まで集まったのが、印象的だった。

リトラたち

ちなみに、リアルタイムではリトラに触れていない世代の女性たちにその魅力を尋ねてみたところ、多く聞かれたのが「可愛い!」という言葉。おじさんにとっては、速さや未来的なカッコよさの象徴だったものが、時代が経過したことでそのイメージは大きく変化している、ということもお伝えしておこう。

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