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現役レースクイーンに送り出された結果は…? Z世代の「ロードスターカップ」参戦記・リベンジ編!

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 小瀬広明

  • ロードスターカップ最終戦の前日、金曜日の練習走行は雨でウエット
  • 自分専用デザインでオーダーペイントしてもらったヘルメットで参戦
  • 予選をイメージしてウエットラインを学びながら練習走行に励んだ
  • 筆者(左)と長 和樹選手(中央)、マシンを貸してくれた丹羽英司選手(右)
  • 2023年11月11日(土)、朝からロードスターカップ最終戦の予選が行われた
  • 予選開始。路面はまだウエットだった
  • 理想のラインを通るために前後のマシンとの車間を意識しながら走行
  • 最後のアタックラップとなった8周目でベストタイムとなる2分29秒057を記録。クラス7位のグリッドを獲得した
  • スーパー耐久と併催だったため富士スピードウェイにはギャラリーが大勢
  • 気合いを入れてロードスターカップ最終戦の決勝に臨む筆者
  • ポジションを2つ落としたオープニングラップであったが、その後は前よりも後ろを意識するレース展開となった
  • 落ち着きながらラップを重ね、最終的に9位でチェッカーを受けた
  • 決勝スタート! クラッチミートがうまくいかず1コーナーまでに2ポジションダウン!
  • ロードスターカップ最終戦の前日、金曜日の練習走行は雨でウエット
  • ロードスターカップ決勝のグリッドに来てくれた3人のレースクイーン。鈴乃八雲さん(左)、鐘海結衣さん(中央)、皓(しろ)さん(右)

人生2度目のロードスターカップ参戦、前回より進化できるか!?

26歳クルマライターの筆者は、2023年5月に富士スピードウェイで開催されたロードスターカップ第2戦で公式戦レースデビューを果たし、無事完走という目標を成し遂げることができた。スケジュールの都合で全戦参戦は難しかったが、11月11日(土)に開催された最終戦にエントリーすることができた。前回を超える結果を出すことができたのか? その様子をレポートする。

目標はシングルフィニッシュ!

クラス11位という結果で終わった前回のデビューレース。それから約半年が経過しての今回の参戦となった。その間に参戦したレースといえば、自動車メディアではお馴染みの「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」であったが、それだけではいろいろと鈍ってしまうので、月に1度ペースを目標にマイカーのマツダNB型「ロードスター」での富士スピードウェイスポーツ走行で練習を重ねた。

前回同様、今回もスーパー耐久で65号車「odula TONE 制動屋ロードスター」をドライブし、自身もNIWA RACINGとしてチームを作りマツ耐参戦などを行っている丹羽英司選手からマシンをお借りした。また前回と同じという意味では、スーパー耐久の前座レースであるのもポイントだ。通常の富士チャンピオンレースよりも観客が多く入っていて、雰囲気も華やかだ。

今回の目標は、ポイントが獲得できる順位でチェッカーを受けること。クラス19台の参戦となったがズバリ、シングルフィニッシュが目標だ。

練習走行日はウエット、本番はドライの予想

レース前日、金曜日の練習走行は雨、土曜日の決勝では雨が上がってドライが予想されていたので練習走行の判断が難しかったが、予選の時間帯はまだ雨が残っている予報もあったため、予選をイメージしての練習走行となった。富士はドライとウエットではライン取りが異なってくる。

同じく丹羽選手からマシンを借りている長 和樹選手は、ロードスターカップは初参戦であるが2021年にFuji 86BRZ Challenge Cupでチャンピオンを獲得するなど経験豊富な選手だ。雨が得意ということなので、ウエットラインを学びながら練習走行に励んだ。

また、雨の場合は空気圧のセットも変更が必要だ。練習走行は2本であったが、空気圧を変更しフィーリングとタイムを見ながら予選への方向性を決めていった。

予選ではクラス7位を獲得

そして迎えた土曜日朝の予選。スーパー耐久と併催でロードスターカップは1日開催ということもあり、予選は8時35分から20分間と早い時間帯に行われた。予選時、雨はほぼ止んでいたが、富士らしくやや霧が残る状況であった。この状態では時間の経過とともに路面が良くなり、タイヤ温度も高まってくるため、セッション後半の方が好タイムを期待できると予想した。

そして予選開始。路面はまだウエットであった。理想のラインを通るために前後のマシンとの車間を意識しながら走行。複数周でアタックをかけたが、結果的に最後のアタックラップとなった8周目でベストタイムとなる2分29秒057を記録。クラス7位のグリッドを獲得した。

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