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トヨタ「アルファード」で着地スタイル!「R32スカイライン」でドリフトしていたオーナーがカスタム沼へハマったきっかけとは

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(ガスグラフィックス)

  • バンパー下のエアロ類が地面に触れるほど低くするのが、着地スタイルだ
  • フロント、サイド、リアのエアロはクールレーシング製を採用
  • 様々なスポーツカーやオフローダーに混じって駐車していたこの着地スタイルのミニバンは、会場内でもかなり目立っていた
  • オーバルタイプの4連マフラーはガナドール製
  • タイヤはNITTO INVO、245/35-20インチを装着。ホイールはSSR製エグゼキューター05で、フロント10J オフセット+24、リア10.5J オフセット+18でこのスタイルに
  • ラゲッジルーム下部にロックフォードのアンプなどをセット。薄型のP3sサブウーファー、パワーアンプはT600とT750小型モノラルアンプなど、スペースを考慮した製品を選んでいる
  • 取り外し可能な上部スピーカーも、ロックフォード製パンチシリーズのミッドレンジスピーカーとツィーターを選択
  • 独学で学んだというエングレービング。手掘り作業なので手間がかかるのだが、ミラーで約2〜3週間は必要とのこと
  • リアエンブレム周りにも美しいエングレービングが施されていた。この技術を買われて、「最近では知人から頼まれることも増えてきました」
  • 外装に貼られた美しいグラフィックは、広島のTSK GRAPHIXから発売されている市販品を活用
  • トヨタ「アルファード」(2018年式)とオーナーの木村 真太郎さん。クルマ以外にもカメラにもハマりだしたそうで、この日は愛機を携えて会場内の撮影も楽しんでいた
  • グレードはSを購入。30型ではガソリンエンジンのみが設定されている

ミニバンだってTOYO TIRESを選びます

TOYO TIRESのファンは、スポーツカーやオフロード好きだけではない! 着地スタイルがカッコいいトヨタ「アルファード」乗りの木村真太郎さんは、「TOYO TIRES FAN MEETING IN FUKUOKA」のコンテスト参加者の中で、唯一のミニバンユーザーだった。ラゲッジルームにはオーディオシステムも組まれた、木村さん曰く「ファミリーカー」の内容に迫る。

第二子の誕生をきっかけに、ファミリーカーとして購入

スポーツカーやオフローダーに混じって、激低なローダウンスタイルで目立っていたのが、木村さんの愛車、トヨタ「アルファード」(3代目 30型)だった。5年前に新車で購入。二人目のお子さんが生まれたことがきっかけという、家庭を守る父親としては、よくある一般的な理由だ

「それまでは、R32スカイラインGTSでドリフトを楽しんでいたんです。合計3台乗り継いだのですが、結婚をきっかけに初代フーガ、50型へと乗り換えました。その後、二人目の子供が生まれたので、セダンではいよいよ不便だということで、このアルファードを購入したのです」

当初はどこも改造することなく、ノーマルのままで日常使いをしていたそうだが、アルファード&ヴェルファイア仲間が増えて交流が深まることで、木村さんのカスタム欲が再燃。足まわりだけを変更するため、車高調と21インチのホイールを装着して満足していたはずが、結果的には周りの仲間の影響により、カスタムへの思いはますますヒートアップしていった。

「九州のアルヴェル乗りって、エアサスを組んでいる人が多いんですよ。それを見ていたら、我慢できなかったです(笑)」

オーディオを組んでも、基本は実用性重視

木村さんは、2度目の足まわり変更で着地スタイルを目指すことにした。そのために使用したエアサスは、エアフォース製。さらに完全に落とすために、ホイールはSSR製エグゼキューター05の20インチへと1インチほどサイズダウン。そしてアーム類はTディメンドを使用することで、ご覧の通りの完璧なスタイルを手に入れたのだ。

しかも、内部のオーディオシステムまで着手。リアのラゲッジスペース下には、ロックフォードのアンプ類が組み込まれ、さらに上部にもミッド&ツィーターを追加。座席部分にもAピラーへツィーターを増設するなど、オーディオカスタムも抜かりなく仕上げているのだ。

「オーディオを組んでも、荷物を載せるスペースは確保したいので、このラゲッジ下のシステムは、普段はカバーをして隠すことで、問題なく積載できるようにしています。上部のスピーカーシステムも実は取り外し式になっているので、日常ではこれを外しています。あくまでもファミリーカーなので、実用性はちゃんと考えてカスタムしました」

外装各部には、何気にエングレービング(版画のような凹版技法)による自作の手掘り柄も施した。シンプルで高級感あるアルファードにひと手間加えて、独特の雰囲気を演出しているのもポイントだ。

「奥さんはクルマの事が分からないので、うちのファミリーカーがどれぐらい改造されているのか、理解していないと思います(笑)」

木村家の家庭内不和を生まないためにも、奥様がこの記事をご覧になることがないよう、祈るばかりだ!?

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