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「スカイラインGT-R」を求めて佐世保から神奈川へ! 米海軍基地で働くカルロスさんが夢のクルマを手に入れるまでの苦労とは

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(ガスグラフィックス)

  • ボディカラーは純正シルバーではなく、カスタムペイントされたシルバーとのこと
  • サイドスカートやリアバンパー下のフラップなど、外装パーツが追加されている
  • ホイールやブレーキといった足まわりは純正のまま
  • ニスモやトラスト製パーツを使ってライトチューン。ツインターボはN1用
  • ハンドルやペダル類などは純正から変更されている
  • 日産好きにはたまらないガレージインパルと大森ファクトリーのステッカーを愛用
  • 「前オーナーの名前かも?!」とカルロスさんも予想。あえてそのまま使用している
  • フロントウインドウに貼られたこのステッカーは、基地への入場許可を意味する公式なもの。毎年デザインが変更されるそうだ
  • この車両にはVスペでもMスペでもなく、「N-spec II」というエンブレムが貼られていた
  • 日産「スカイラインGT-R」(R34型2001年式)とオーナーのカルロスさん
  • 外装に関してはカルロスさん自身は手を加えてないそうで、前オーナー仕様のまま引き継いでいる

日本語も分からないまま、愛車を求めて神奈川へ

映画『ワイルド・スピード』とアニメ『頭文字D』に影響を受けたクルマ好きは、日本人だけに留まらない。「九州☆GT-Rミーティング2023」で出会った日産「スカイラインGT-R」(R34型)のオーナー、アメリカ人のカルロスさんもそんなひとりだった。海軍で働いた結果、悲願の日本駐在が叶い佐世保基地で勤務することに。「いつかアメリカに戻ってしまう前に、憧れのGT-Rを日本で手に入れる!」ため、神奈川まで車両を買いに向かった情熱の持ち主であった。

名も知らぬ街で見た、シルバーの34GT-R

「このGT-Rを購入したのは神奈川でしたが、日本語も分からないし、お店までいろいろな電車を乗り継いで車両を見に行ったので、何という街だったのか、正直よく覚えていないんです(笑)」

九州☆GT-Rミーティング2023に、シルバーの日産スカイラインGT-R Nスペック(R34型 2001年式)で参加していたカルロスさん。現在は、佐世保にあるアメリカ海軍基地に駐在しており、業務の関係で神奈川県にある横須賀基地に滞在したこともあったそう。しかし、神奈川という土地に詳しいわけでもなく、「気になったGT-Rが神奈川で販売されていた」というだけで、日本語も分からないのに現車を見に行ったという行動力は、なかなかマネできないものだ。

「本当はブルーの34GT-Rが欲しかったけど、ブルーは人気があってどれも高価でした。だから、値段がちょっと安かったシルバーの車両でいいなと。でも、実際に車両を見に行ったら、これは純正のスパークリングシルバーではなくカスタムペイントのシルバーだったのです。他には無い色だなと思いこれに惹かれたのも、購入するきっかけのひとつでした」

入手したのは約5年前の2019年。その時の購入価格は決して安い価格ではなかった。そのため、初見から2週間後に、お店を再訪問している。

「当時、お店にはホンダNSXも並んでいました。そっちを買ってしまおうかと、ちょっとだけ悩みました(笑)」

という心変わりが起こる前に、改めてこのシルバーのR34型GT-Rが欲しいんだ、という自分の気持ちを再確認。そしていよいよ契約に。

しかし、日本で車両購入するのは初体験だったため、購入から登録の過程で諦めようかと思ったこともあったとのこと。しかし、お店のサポートもあり、時間をかけて苦難を乗り越え、ようやく念願のR34 GT-Rオーナーとなったのだ。なお、納車時はそのお店から佐世保まで自走で帰還。半日かけて走り抜けたその思い出は、動画に残してあるそうだ。

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